『稼ぐ』(かせぐ)という言葉は
普通に日常で使うような言葉ですね。
「稼ぐ」と聞くと
やはり「収入を得る」といった
イメージがありそうですが。
そうなると「稼ぐ」という言葉は
収入を得る為の何らかの行動をする、結果的に仕事をする
といった意味になってきそうですか。
『稼ぐ』の読み方は(かせぐ)と読みます。
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『稼ぐ』の意味
『稼ぐ』の意味は
仕事をして収入を得る
といった意味のようです。
「稼ぐ」と普通に聞くと
少しお金のために働く
といったあまりきれいな言葉ではないような印象もありますが
「稼ぐ」というのは
仕事をして収入を得る
という言い換えれば
「お金を増やすための行動」のような
シンプルな意味になってくるんですね。
例文としては
「小銭がほしいのでアルバイトをして稼ぐことにした」
のような使われ方が良さそうです。
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『稼ぐ』の語源
『稼ぐ』という言葉の語源は
完全にはわかっていないようですが
予測されていることは幾つかあり
「かせ」という道具からきたともいわれています。
紡いだ糸をかせに巻く
というところから
「かせぐ」
といわれるようになったようです。
「かせ」の姿が絶え間なく動き続けている様子から
仕事に励んでいる
という姿と重なったため
「かせぐ」が「稼ぐ」となり
仕事をしてお金を得る
という意味になったと伝えられています。
本来『稼ぐ』は
収入を得る
という意味は含まれてなく
仕事に励む
という意味が徐々に変わって
生活のために行動する
→仕事をして収入を得る
という感じで今の意味になったようです。
『紡ぐ(つむぐ)』は
綿や繭(まゆ)を錘(つむ)にかけて繊維を引き出し
縒(よ)りをかけて糸にする
といった意味になります。
もう一つの説は
「かせ(日迫)」という言葉からきたのでは
といわれています。
この言葉はまるで聞いたことがないので
いまいちぱっとしませんが
『かせ(日迫)』は
昼夜に迫り、止まる所を知らない
といった意味になります。
『稼ぐ』の本来の意味
仕事に励む
とも意味が少し似ていますね。
はじめに紹介した
「かせ」という道具の
休まず糸を紡ぐ様子
とも似てそうですが
どちらの由来も
仕事に励む
収入になりそうなことを行動し続けている
のようなイメージが強そうです。
どちらの説にしても
一生懸命働く
のようなイメージから
『稼ぐ』という言葉が生まれたようですね。
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『稼ぐ』の類義語
稼ぐ労する
勤める
勤務
執務
就労
勤労
稼働
労働
課業
営み
オーバーワーク
鞅掌
奔命
『働く』の慣用句
汗を流す犬馬の労をとる
精を出す
手足となる
怠け者の節句働き
額に汗する
骨を折る
身を粉にする