『熟知』(じゅくち)という言葉は

そのことに対して深く知っている

というようなイメージがあります。



ある物事に対して深く承知している、わかっている

といった承諾した時に使いそうな言葉ですが。

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『熟知』の意味


『熟知』(じゅくち)の意味は

十分に知ること

といった意味のようです。



やはり
十分に知る

ということは
深く知っている、よく知っている

といった意味になってくるので

予想していたのと
あまり違わなかったみたいですね。



よく会話の流れで
理解しているか的な質問された時に

「熟知している」

のような返答をするところを
聞いたことがあるような気がします。



フルメタルパニックの相良宗介の口癖でも

このような言葉

「熟知している」

のようなことをよく言っていたような気がしますが

やはり

理解した

の代わりのように使っていた気がします。



例文としては
「互いに相手のことを熟知している」
「爆弾の処理方法については熟知している」

のような使い方が良さそうです。

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『熟知』の反対語


『熟知』は

十分に知る
よく理解している

といった意味なので

その反対の意味となると

全く理解していない
全く知らない

のような意味となりそうです。



そうなると浮かんでくる言葉は

無知』や

不案内
無明
不識
無識
無学

といった知らないに似た意味を持つ言葉が当てはまりそうです。



その中でもやはり

無知』が

『熟知』の反対語としてしっくりきそうですが。



無識は

見識や知識のないこと

見識は

本質をとらえる優れた判断力

無学は

学問や知識を身につけておらず、字が読めないこと

学問を知らないや見識のない
という意味も含まれているので

意味が違ってきます。



無明は

根源的な無知

とありますが

仏教から来た言葉でもあり

迷いのような意味も含まれているので

純粋に知らない

という意味ではないので違いそうです。



不案内は

細かいようすや事情がよくわからないこと

とあるので

物事の理由や結果を知らない

のような意味でもあるのでどこか違いそうです。



そこで残ったのは

『不識』と『無知』ですが

不識は
1.知らないこと。不知
2.知らずに行った罪

といった意味になり

知らないという意味はありますが

知らずに行った罪

という少しクセのある意味があるので

『熟知』の反対語の立候補としては

少し意味が濁ってますね。



そうなるとやはり

無知』は

知識のないこと。または知恵のないこと

といった意味なので

『熟知』

十分に知る

の反対語、対義語として

一番しっくりきそうですね。

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『熟知』の類義語

悟る
弁える
心得る
飲み込む
察する
見て取る
窺う
見抜く
見透かす
掴む
通じる
与り知る
存じる
承知
熟知
知悉
通暁
精通

『知る』の慣用句

一を聞いて十を知る
推して知るべし
温故知新
造詣が深い

『知る』のことわざ

井の中の蛙大海を知らず
知らぬが仏
汝自らを知れ

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