『風雲急を告げる』(ふううんきゅうをつげる)は

『危機』の慣用句となります。



漢字を見ながら意味を直訳すると

「風に乗ってきた雲が急ぎの用事を告げに来た」

みたいなそんな意味になってきます。



「急ぎの用事」

といったそんな意味合いも持つのでしょうか。

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『風雲急を告げる』の意味


『風雲急を告げる』(ふううんきゅうをつげる)の意味は

今にも大きな事変が起こりそうな差し迫った状況になる

といった意味を持つようです。



『風雲』とは
「強風が吹く前兆とされる雲」

と言われているようで

「天変地異や何かよくないことの前触れ」

であることをイメージさせます。



『事変』(じへん)とは
「非常事態や突発的な出来事」

といった意味になるので

『風雲急を告げる』の具体的な意味は

「今にも大きな非常事態が起こりそうな状況」
「危機迫る状況になる」

といった意味になってきます。



例文としては
「呉と蜀の関係が風雲急を告げる」

といった使い方が良さそうです。

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『風雲急を告げる』の類義語

危急
難局
窮地
苦境
ピンチ
危地
死地
破局
クライシス

『危機』の慣用句

足元に火が付く
一難去ってまた一難
一触即発
危急存亡の秋
危殆に瀕する
剣が峰に立たされる
前門の虎後門の狼
轍鮒の急
風雲急を告げる
風前の灯火
釜中の魚
累卵の危うき

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