『悟る』(さとる)という言葉は

なんとなく
これまで得た知識から自分なりの答えを出している

のようなイメージがあります。



または
今までの経験や知識だけでなく
観察したり推察したりしていたら
ふと新しい答えが導き出され
急に分かっていなかったことが理解できる

のような意味になってきそうですが。

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『悟る』の意味


『悟る』(さとる)の意味は

表面に現れていない物事に気付く。
また物事の深い意味を知る


といった意味のようです。



なるほど表の部分ではなく
ぱっと見分かり辛い
目に見えないことに対して理解する

といった意味のようですね。



ある程度の経験や知識を蓄えていかないと

「悟る」
というレベルに達せないような気がしますね。



上辺だけの知識
昨日知ったばかりの知識だと

覚えたてで練習したくなるのか
誰かに教えたくなったり
話したくなったりしますが

知識を積み重ねていくと
その知識に慣れてきて思考に余裕が出てくるのか
自然と広い視野で考えられるような気がします。



なので「悟る」の

表面に現れていない物事
というのは

経験や知識の習慣化

からでしか
体感できないものなのかもしれません。



例文としては
「伝説の遊び人は一定以上の経験値に達すると
悟ったかのように賢くなると言われている」
「人生に無駄なことはないと悟る」

といった使い方がよさそうです。

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『悟る』の反対語


『悟る』の反対語、対義語となると

物事の浅い知識しか知らない
表面上の知識しかない

のようなイメージがあります。



もしくは
「悟る」の意味の中に

物事に気づく

とあるので

物事に気づかない
→考えが定まらない
→迷いがある

という意味にもなってきそうです。



確かに「悟る」は

深い意味を知っている
表面だけでない深い意味を知っている

ということなので

迷いもなく考えが定まっている
ぶれない考え方ができる

気がします。



そう考えると浮かんでくるのは

迷う

という言葉が

『悟る』の反対語、対義語として適切となりそうですが。



「悟る」は

ただ知っているという意味だけでなく

気づく

という意味も含まれていて

この気づいたことが

自分が向かうべき方向の知恵なのかもしれません。



なので

『悟る』の反対語、対義語は

単純に

知らない

のような意味ではなく

迷う』や『悩む

のような言葉となりそうです。

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『悟る』の類義語

悟る
弁える
心得る
飲み込む
察する
見て取る
窺う
見抜く
見透かす
掴む
通じる
与り知る
存じる
承知
熟知
知悉
通暁
精通

『知る』の慣用句

一を聞いて十を知る
推して知るべし
温故知新
造詣が深い

『知る』のことわざ

井の中の蛙大海を知らず
知らぬが仏
汝自らを知れ

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