『後顧の憂いなし』(こうこのうれいなし)という言葉は
聞いたことがありそうな言葉ですね。
いまいち分かりづらい言葉ですが、なんとなく
何の問題もない
何の後悔もなく片付いた
一片の悔いもない
のような意味になりそうですが。
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『後顧の憂いなし』の意味
『後顧の憂いなし』(こうこのうれいなし)の意味は
「後顧」は後ろを振り返って見ることから
あとに残す気遣いの意味。
自分がいなくなっても
あとの事について何の気遣いもいらない
といった意味のようです。
重荷がなくて安心
これからの不安がない
のような意味になりそうです。
『後顧の憂い』(こうこのうれい)は
あとに残る気遣い。あとあとの心配
『気遣い』(きづかい)は
1.あれこれと気をつかうこと
2.よくないことが起こるおそれ
『憂い』(うれい)は
1.悪い状態になることを予想し心配すること。不安
2.心中にいだくもの悲しい思い
といった意味になります。
例文としては
「僧侶が仲間に二人いれば、後顧の憂いなく正面の敵に集中できる」
のような使い方が良さそうです。
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『後顧の憂いなし』の類義語/同義語
←事が静まり安心する安堵する
息を吐く
重荷を下ろす
肩の荷が下りる
気が休まる
愁眉を開く
人心地が付く
枕を高くする
胸を撫で下ろす
やれやれ
←悩まずゆっくりする
後顧の憂いはない
心置きなく
安らぐ
安んじる
←心配せず頼れる
大船に乗った気持ち
気丈夫
気強い
心丈夫
心強い
←一息つく
気が緩む
気が楽になる
気を許す
手足を伸ばす