『凄まじい』(すさまじい)という言葉は

聞いたことがある言葉ですね。



いろんな意味がありそうですが、なんとなく

すごい、または
想像を絶する思い

のような意味になりそうですが。

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『凄まじい』の意味


『凄まじい』(すさまじい)の意味は

あまりに常識がなかったり
内容がお粗末だったりして
呆れるほかない様子


といった意味のようです。



ひどすぎて呆れる

のような意味になりそうです。



『凄まじい』(すさまじい)は
程度がはなはだしいさま
(恐ろしい。ものすごい)
(驚くほど激しい)
(あきれるほどひどい)
といった複数の意味に
『甚だしい』(はなはだしい)は
普通の度合いをはるかに超えている

といった意味になります。

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『凄まじい』の例文、使い方


例文としては
「ホコリを撒き散らしただけで必殺技とは凄まじい」

のような
「(自分にとって)非常識で呆れる」

の代わりのような使い方が良さそうです。

『凄まじい』の語源、由来


『凄まじい』の語源は

動詞である
『荒む』(すさむ)
1.心の持ち方・行動などが乱れてきて、ゆとりやおおらかさがなくなる。とげとげした状態になる
2.物事の繊細さ・上品さが失われて粗雑になる
3.雨や風などの勢いが激しくなる

といった意味の言葉が
名詞を修飾する添える言葉である
形容詞になった言葉となります。



最初は「すさまし」でしたが、鎌倉時代頃から
「同じ」の「じ」など
「濁点(だくてん)」が含まれる言葉の影響を受け
「すさまじ」に変化したと言われています。



もともとは
しっくりこなくて、まとまってなくて「つまらない」のような
心が冷めたことを表す言葉でしたが
「寒い」「冷える」のような
物理的に体が寒い意味としても使われるようになり

関ヶ原の戦いのあと
江戸幕府を開いたあとの中世以降には、
平和で言葉の表現に余裕が生まれたのか

少し深い意味を持つ
今の「凄まじい」の意味
怖いほどすごい
呆れるくらいひどい

としても使われるようになりました。

『凄まじい』の類義語/同義語

←行動などに呆れる
開いた口が塞がらない
呆れて物も言えない
恐れ入る
驚き入る
聞いて呆れる
ご挨拶だ
凄まじい
世話がない
二の句が継げない
よく言う
←不意をつかれて呆れる
唖然とする
呆気に取られる
絶句する
←呆れている
いやはや
おやおや
何ともはや
←呆れて興味がなくなる
愛想が尽きる
何をか言わんや

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