『ごまめの歯軋り』(ごまめのはぎしり)という言葉は
聞き慣れない言葉ですね。
なんとなく、歯ぎしりするような思いをする
歯ぎしりするほど悔しい
のような意味になりそうですが。
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『ごまめの歯軋り』の意味
『ごまめの歯軋り』(ごまめのはぎしり)の意味は
力のない者が
いたずらに憤慨(ふんがい)し悔しがることのたとえ。
軽蔑や自嘲の気持ちで使う
といった意味のようです。
意味を見てもいまいちわかりづらい言葉ですが
弱い人が悔しがる
自分を悪く言う、低姿勢で言う
のような意味、使い方になりそうです。
『憤慨』(ふんがい)は
ひどく腹を立てること
『軽蔑』(けいべつ)は
相手の人格・能力などを劣ったものと考えて、まともに相手にしないこと
『自嘲』(じちょう)は
自分で自分をあざけり笑うこと。 自分自身をつまらないだめな人間だと軽蔑すること
といった意味になります。
例文としては
「騙されたことを悔やんでも無駄なこと、ごまめの歯ぎしりだ」
のような使い方が良さそうです。
※「ごまめ」は「田作り」(たづくり)とも言い
カタクチイワシの幼魚を干したもの。
お節料理などに使うものとなります。
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『ごまめの歯軋り』の類義語/同義語
←残念な結果で悔しい恨めしい
口惜しい
唇を噛む
心外
泣くに泣けない
涙を呑む
無念
←攻撃されたように悔しい
忌ま忌ましい
ごまめの歯軋り
地団駄を踏む
切歯扼腕
千載の恨事
大魚を逸する
痛恨の極み
歯噛みする
←後悔して悔しい
悔いが残る
悔やまれる
臍を噛む