声涙倶に下るの意味,類義語,慣用句,ことわざとは？

『声涙倶に下る』（せいるいともにくだる）という言葉は

聞いたことがない言葉ですね。



なんとなく、声に出して涙するほど悲しむ

のような意味になりそうですが。

『声涙倶に下る』の意味

『声涙倶に下る』（せいるいともにくだる）の意味は

嘆き憤って
涙を流しながら語る

といった意味のようです。



『嘆く』（なげく）は
現在の状況や最近起こった事態などについて悲しく思い、それを口に出して言う
『憤る』（いきどおる）は
激しく腹を立てる

といった意味になります。



悲しく腹を立てて泣いて語る

のような意味になりそうです。



例文としては
「声涙倶に下る言葉で助けを求めた」

のような使い方が良さそうです。

『声涙倶に下る』の類義語

涙する
涙ぐむ
啜り上げる
咳き上げる
哭する
落涙
嗚咽
号泣
慟哭
感泣

『泣く』の慣用句

紅涙を絞る
声が潤む
声涙倶に下る
袖を絞る
涙に咽ぶ
涙を催す
不覚の涙
吠え面をかく
目頭を押さえる
涙腺が緩む

『泣く』のことわざ

泣いて馬謖を斬る
泣く子と地頭には勝てぬ