『筆に任せる』(ふでにまかせる)という言葉は
聞き馴染みのない言葉ですね。
なんとなく、肩の力を抜いて思った通りに書いていく
のような意味になってきそうですが。
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『筆に任せる』の意味
『筆に任せる』(ふでにまかせる)の意味は
最初の構想や文章の体裁などに縛られることなく
思いのままに書く様子
といった意味のようです。
『体裁』は
1.外から見た感じ・ようす。外見。外観
2.相手を喜ばせるような振る舞いや口先だけの言葉
3.世間の人の目にうつる自分のかっこう
といった意味になります。
雑念のない自分らしい文章を書く
のような意味になってきそうですね。
人に見せる文章となると、八方美人になりやすいので
みえや、かっこつけ、付け焼き刃の文章にもなりがちですが
そういった考えにも縛られないとなれば、ちょっとした諸刃の剣、捨て身の文章を書く
のような覚悟を決めた意味にもなるのかもしれません。
例文としては
「原稿が行き詰まっていたので筆に任せてみた」
のような使い方が良さそうです。
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『筆に任せる』の類義語
記す認める
控える
書する
草する
著す
物する
筆記
揮毫
執筆
著述
記述
記入
記載
記録
ノート
『書く』の慣用句
椽大の筆禿筆を呵す
筆硯を新たにする
筆が滑る
筆が立つ
筆に任せる
筆を染める
筆を執る
筆を揮う
蚯蚓ののたくったよう
『書く』のことわざ
意到りて筆随う文は人なり
ペンは剣よりも強し