『禿筆を呵す』(とくひつをかす)という言葉は

聞いたことがない言葉ですね。



なんとなく見た目のイメージから、筆が進まない、文章に覇気がない、元気がない

のような意味になってきそうですが。

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『禿筆を呵す』の意味


『禿筆を呵す』(とくひつをかす)の意味は

ちびた筆に息を吹きかけて書く意味から
下手な文章を書く。自分の文章を謙遜して言う

といった意味のようです。



『禿びる』(ちびる)は
先がすり切れて短くなる
『ちびる』は
1.小便をちょっと漏らす
2.出し惜しみする。けちけちする

といった意味になります。



ちびる、は小さい、のようなイメージがありましたが

「禿びる」と「ちびる」など複数の種類の言葉があるようで

少しややこしくなり意味も複数になるようです。



禿びた筆ながら書く、という表現から

大層なものではない、のような謙遜した表現を表しているようですね。

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『禿筆を呵す』の類義語

記す
認める
控える
書する
草する
著す
物する
筆記
揮毫
執筆
著述
記述
記入
記載
記録
ノート

『書く』の慣用句

椽大の筆
禿筆を呵す
筆硯を新たにする
筆が滑る
筆が立つ
筆に任せる
筆を染める
筆を執る
筆を揮う
蚯蚓ののたくったよう

『書く』のことわざ

意到りて筆随う
文は人なり
ペンは剣よりも強し

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