『英断』(えいだん)という言葉は

なんかデリケートな行動に対する決断をしそうな言葉です。



使っている漢字がなんかかっこいいので

英雄や勇者のような

どこかかっこいいイメージがありますが。



ふにゃふにゃした感じではなくきっちり決めるのような

やはりかっこいい決断をするときに使いそうな言葉です。

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『英断』の意味


『英断』(えいだん)の意味は

賢明な判断によってきっぱりと物事を決めること。
また優れた決断


といった意味のようです。



ただ決断するわけではなく「賢明な判断」とあるので

判断が適切である
ぴったりな判断

とこれから行動することに対して

「しっかり考えて最善の決断をする」

といった意味となりそうです。



良い決断に対して使われるみたいですね。

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『英断』の使い方や例文


例文としては
「クラゲが怖いので海水浴には行かないという英断を下した」
「混雑を予測し電車に乗ったのは英断だった」

といった「良い決断」の代わりのような使い方が良さそうです。

『英断』の対義語


英断の対義語、反対語となると

悪い決断

のような意味になってきます。



なので候補となる言葉は

『愚断』『不断』『早計』

のような愚かな決断に近い言葉となりそうです。



『英断』は決断自体のスピードは表されていないので

『躊躇』『優柔不断』

のような遅い決断、決断しない

といった言葉は該当しなさそうです。



となると

『早計』の

早まった考え
十分に考えないで判断すること

のような「悪い決断」よりも
「早い決断」が強調されているので

この言葉はちょっと違いそうです。



『不断』も

決断力に乏しいこと

と決断力の遅さが表されているので

この言葉もちょっと違います。



『愚断』は

愚かな決断

といった意味なので

「決断しない」「遅い」でなく

「悪い決断」が表されているので

『英断』の意味

良い決断

が対義語、反対語として

ぴったりの意味になってきます。



なので『英断』の対義語、反対語は

愚断』が一番近そうです。

『英断』の語源


『英断』の語源はあまり有名でなく

伝わっていないみたいです。



それでも言葉を分解していくと

2つの漢字『英』『断』の意味が

『英断』に近い意味になってきます。



『英』は

すぐれている

『断』は

結論を出してはっきり決める

といった意味になります。



2つの漢字の意味を合わせると

優れた結論、決断

といった意味になるので

先ほど紹介した意味

賢明な判断によってきっぱりと物事を決めること。
また優れた決断


「賢明な判断により決断する」
「適切な、ぴったりな判断により決断する」

という意味なので

2つの漢字の合わせた意味と似てきます。



なのでもしかしたら

漢字を合わせてこの熟語が生まれたのかもしれません。

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『英断』の類義語

決意
決心
思い切り
踏ん切り

処決
勇断
英断
即断即決
熟慮断行
一念発起

『決断』の慣用句

当たって砕けろ
ルビコンを渡る

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