『ルビコンを渡る』(るびこんをわたる)という言葉は
あまり馴染みのない言葉で
「聞いたことがない」という人が多そうです。
知らないと意味も予想しづらく
なかなか日常的にも使いにくいような気がします。
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『ルビコンを渡る』の意味
『ルビコンを渡る』(るびこんをわたる)の意味は
重大な決意をし決定的な行動を起こす
といった意味のようです。
以外に重い意味を持つ言葉のようですね。
『決意』というと
「よく考えた上で行動する」
という意味が含まれてそうですが
「自分の意志をはっきり決める」
といった意味になります。
なので『ルビコンを渡る』の意味は
「重大な事に対しはっきり決めて行動を起こす」
といった意味になってきます。
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『ルビコンを渡る』の由来
『ルビコンを渡る』の由来は
『ルビコン』という言葉は
古代ローマ時代に属州ガリアとイタリアの境にあった『川』のようです。
そして、その時代に
ポンペイウスとの対決を決意したカエサルが
「賽(さい)は投げられた」と叫んで
河を渡ることが禁じられていたルビコン川を渡ったこと
から来たんだそうです。
ルビコンという渡ることを禁じられた川を渡るため
カエサルという人がポンペイウスと対決しようと決意した
という話から来たというのも驚きですが
この話が「重大な決意、行動を起こす」といった意味を持ち
現代にまで伝わっているのもすごいですね。
それだけ大きな決意だったのではと思わせられます。
『ルビコンを渡る』という言葉は
『決意』という言葉が主役になるぐらいの物語が詰まっていたからこそ
『決断』や『決意』に似た意味になってくるのかもしれません。
でもこれは日常で使うのはちょっと恥ずかしいですね。
例文としては
「ルビコンを渡った君に必要なのは覚悟だ。何も恐れることはない」
といった使い方が良さそうです。
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『ルビコンを渡る』の類義語
決意決心
思い切り
踏ん切り
断
処決
勇断
英断
即断即決
熟慮断行
一念発起
『決断』の慣用句
当たって砕けろルビコンを渡る