『精を出す』(せいをだす)という言葉は
なんとなく「頑張っている」というか
力を注いでいる
何かに対して努力している
のようなイメージがあります。
なのでもしかしたら「精を出す」というのは
周りが見えなくなるくらい集中している、打ち込んでいる
のような意味になってきそうですが。
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『精を出す』の意味
『精を出す』の意味は
熱心に励む
といった意味でようです。
「熱心」は
ある物事に深く心を打ち込むこと
といった意味になります。
なのでやはり
一生懸命行動する
のような意味になってきそうですね。
どちらかというと体を動かすときによく使われそうでしたが
熱心であればどのような行動でも当てはまりそうです。
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『精を出す』の例文や使い方
例文としては
「畑仕事に精を出す」
のような使われ方がよさそうです。
『精を出す』の語源
『精を出す』の語源となると
熱心に励む
「熱心」と「励む」の意味を詳しくすると
深く心を打ち込み
気持ちを奮い起こして物事をする
といった意味になります。
なので
意味的には
「精一杯」であったり
「一生懸命」
のような気持ちで行動する
と言い換えても意味は一緒だと思います。
「精を出す」の語源、由来がどこからきたのか
わかっていないようですが
この言葉が生まれたきっかけは
精一杯力を尽くす、出し切る
のようなところから言葉が簡略化、短縮されていったのでは
と推測できます。
日常で使うとなると
日本語はちゃんと喋るとなると大体長くなってしまう印象です。
なので
すぐに伝えたい
という気持ちが強いと
どうしても自然に自分なりにアレンジした
短縮された言葉が出てしまいがちです。
多分現代社会でも
どこの日常でも
意味さえ通じれば短くても良い
という効率、結果重視で
標準語が短縮されている所があると思うので
「精を出す」ももしかしたら
精一杯力を出す→精を出す
のような感じで
日常のちょっとしたきっかけで生まれたのかもしれません。
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『精を出す』の類義語
稼ぐ労する
勤める
勤務
執務
就労
勤労
稼働
労働
課業
営み
オーバーワーク
鞅掌
奔命
『働く』の慣用句
汗を流す犬馬の労をとる
精を出す
手足となる
怠け者の節句働き
額に汗する
骨を折る
身を粉にする