『墓穴を掘る』(ぼけつをほる)という言葉は
聞いたことがある言葉ですね。
なんとなく、自分の失敗が原因で大惨事になる
のような意味になりそうですが。
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『墓穴を掘る』の意味
『墓穴を掘る』(ぼけつをほる)の意味は
自らその原因を作って
失敗したり破滅したりする
といった意味のようです。
自分が原因でよくないことが起きる
のような意味になりそうです。
『破滅』(はめつ)は
ほろびること。人格・家・国家などが成り立たなくなること。滅亡
『失敗』(しっぱい)は
物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。しくじること
といった意味になります。
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『墓穴を掘る』の例文、使い方
例文としては
「自分が作った罠にはまり墓穴を掘った」
「パルプンテは墓穴を掘るので使ってはいけない」
のような
「自分のせいでしくじる」
の代わりのような使い方が良さそうです。
『墓穴を掘る』の由来、語源
『墓穴を掘る』の由来は
「人を呪わば穴二つ」
他人を呪って殺そうとすれば、自分もその報いで殺されることになるので、墓穴が二つ必要になる。人を陥れようとすれば自分にも悪いことが起こるというたとえ
といった意味の言葉から来たようです。
平安時代、「加持祈祷」(かじきとう)を仕事としていた陰陽師が
人を呪い殺す時、呪い殺される事も考え二つの墓穴を用意していた
といったことが「人を呪わば穴二つ」の由来となり
「墓穴を掘る」の由来にもなるようです。
『加持祈祷』(かじきとう)は
一般に、病気・災難などをはらうために行う祈祷、または、その儀式。印を結び、真言を唱え、いくつかの象徴的器具を用いて行う
といった意味になります。
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『墓穴を掘る』の類義語
失策失態
大過
切腹物
へま
ぽか
不成功
不首尾
蹉跌
こける
『失敗』の慣用句
虻蜂取らず画餅に帰する
空振りに終わる
九仞の功を一簣に虧く
千慮の一失
轍を踏む
二の舞を演じる
墓穴を掘る
味噌を付ける
『失敗』のことわざ
羹に懲りて膾を吹く猿も木から落ちる
急いては事を仕損ずる
七転び八起き
生兵法は大怪我のもと
二兎を追う者は一兎をも得ず
敗軍の将は兵を語らず