『ごまかす』という言葉は

普通に使われてる言葉ですね。



なんとなく、偽の情報で騙そうとする

のような意味になりそうですが。

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『ごまかす』の意味


『ごまかす』の意味は

人の関心を他へそらしたり人目を欺いたりして
その場やうわべを取り繕う。
また、そうして不正をする


といった意味のようです。



『関心』(かんしん)は
物事に興味をもったり、注意を払ったりすること。気にかけること
『欺く』(あざむく)は
言葉巧みにうそを言って、相手に本当だと思わせる。言いくるめる
『取り繕う』(とりつくろう)は
過失などを、その場だけなんとかうまくごまかす

といった意味になります。



偽情報でその場を凌ぐ

のような意味になりそうです。



例文としては
「別の話をしてごまかす」

のような使い方が良さそうです。

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『ごまかす』の語源、由来


『ごまかす』は江戸時代頃から使われている言葉のようで

漢字で書く「誤魔化す」は当て字のようです。



語源の説は二通りあり、確信はないようです。



1つ目は
『護摩』(ごま)
インド系宗教において行われる火を用いる儀式
『紛らかす』(まぎらかす)
まぎれるようにする。まぎらす

の二つの言葉が合わさってできたと言われています。



普通の「灰」を、『護摩』という儀式で使われる「灰」だと嘘をついて売った詐欺があったようで

この詐欺の行いが「ごまかす」と言われていたようです。



もう一つは
『胡麻菓子』(ごまかし)
江戸時代の「胡麻胴乱(ごまどうらん)」という菓子のことで、中が空洞になっているため、見掛け倒しのたとえに用いられたことによる

のようです。



どちらも、江戸時代から伝わったのでは

という共通点はあるようですね。

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『ごまかす』の類義語

欺く
偽る
誑かす
誑し込む
騙る
担ぐ
引っ掛ける
謀る
陥れる
嵌める
惑わす
化かす
ごまかす
言いくるめる
欺瞞
瞞着

『だます』の慣用句

一杯食わす
嘘で固める
口車に乗せる
芝居を打つ
その手は桑名の焼き蛤
朝三暮四
二枚舌を使う
ぺてんに掛ける
羊頭を掲げて狗肉を売る
罠に掛ける

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