『九仞の功を一簣に虧く』(きゅうじんのこうをいっきにかく)という言葉は
聞いたことがない言葉ですね。
見慣れない言葉が並び意味が予想しづらいですが、なんとなく
備えていたものが一気に破られる、十分に備えていたはずなのに失敗する
のような意味になりそうですが。
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『九仞の功を一簣に虧く』の意味
『九仞の功を一簣に虧く』(きゅうじんのこうをいっきにかく)の意味は
「九仞」は非常に高い意味。
高い築山(つきやま)も最後のもっこ一杯の土を欠いては完成しないことから
最後のわずかな失敗で物事がだめになる
といった意味のようです。
最後の気の緩みで失敗する
のような意味になりそうです。
『九仞』(きゅうじん)は
高さが非常に高いこと
『築山』(つきやま)は
庭園などに、石や土を盛ってつくった小山
といった意味になります。
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『九仞の功を一簣に虧く』の類義語
失策失態
大過
切腹物
へま
ぽか
不成功
不首尾
蹉跌
こける
『失敗』の慣用句
虻蜂取らず画餅に帰する
空振りに終わる
九仞の功を一簣に虧く
千慮の一失
轍を踏む
二の舞を演じる
墓穴を掘る
味噌を付ける
『失敗』のことわざ
羹に懲りて膾を吹く猿も木から落ちる
急いては事を仕損ずる
七転び八起き
生兵法は大怪我のもと
二兎を追う者は一兎をも得ず
敗軍の将は兵を語らず