『華胥の国に遊ぶ』(かしょのくににあそぶ)という言葉は
あまり聞き慣れた言葉だけではなく
意味も想像しづらい言葉ですね。
「華胥」(かしょ)という言葉もよくわかりませんし
「国に遊ぶ」というのも
いまいち意味がよくわかりません。
『眠る』の慣用句として意味を予想してみると
ほかの関係ない場所で居眠りしているサボっている
といった意味になってきそうですが。
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『華胥の国に遊ぶ』の意味
『華胥の国に遊ぶ』(かしょのくににあそぶ)の意味は
いい気持ちで昼寝をする
といった意味のようです。
特に場所は関係なかったんですね。
この言葉の由来
「華胥の国」というのは
昔の中国で伝説といわれた
帝王黄帝が
昼寝の時に夢に出てきた「理想郷」
のことを指していたようです。
その黄帝が見た
「夢の国」というのが
「華胥の国」といわれていた
みたいですね。
その時の昼寝の夢が
いい気持ちだったから
『華胥の国で遊ぶ』が
「いい気持ちで昼寝をする」
という意味になってきたんですね。
今の時代にまで伝えられるほどなので
よほど良い夢だったのかもしれません。
それだけ多くの人に知られている
慣用句になっているほどなので
中国黄帝の国民への影響力も尋常じゃない気がしますね。
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『華胥の国に遊ぶ』の類義語
寝る寝付く
寝入る
寝込む
眠りこける
まどろむ
就寝
就眠
熟睡
安眠
一寝入り
転寝
居眠り
うとうと
うつらうつら
こっくりこっくり
まんじり
『眠る』の慣用句
お休みになる華胥の国に遊ぶ
御寝なる
春眠暁を覚えず
白川夜船
寝に就く
床に就く
船を漕ぐ
夢を結ぶ
宵っ張りの朝寝坊