『推して知るべし』(おしてしるべし)

という言葉はあまり聞いたことがない言葉ですね。



それでもなんとなく

言いたいことがわかるような言葉です。



とりあえずやってみる
行動してみることで道は開ける、知ることができる、わかってくる

というような意味になってきそうですが。

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『推して知るべし』の意味


『推して知るべし』の意味は

そのことから推し量ればわかるはずだ。
容易に推察できる


といった意味のようです。



意味を聞いてもいまいちよくわかりませんね。



推察は

他人の事情や心中を思いやること。おしはかること

推し量るは
なんとなくあいまいで分かり辛いですが

ある事柄をもとにして他の事柄の見当をつける。推測する。推量する

といった意味になります。



「推して」は「押して」の漢字ではなかったんですね。



推してが示す意味は

推察して、推測して

といった意味になってくるので

推測して知るべし

といった意味になってきます。



なので「推して」は

他のことや知識にしたことを予想して

「知るべし」は

知っていく

のような意味になってきそうですね。



なんとなく

「推して」が「押して」と
落語家のようにかけていて
何か行き詰まったことに対して

あとは自分の経験などから理解するはずだ

のような意味の中から

あとは自分で理解できるはずだ
強引に前へ進め

と言っているようにも聞こえてきますが。

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『推して知るべし』の例文や使い方


例文としては
「冷蔵庫が故障気味なのは、あとは推して知るべしだ」

といった「推測すればわかる」
の代わりのような使い方が良さそうです。

『推して知るべし』の類義語

悟る
弁える
心得る
飲み込む
察する
見て取る
窺う
見抜く
見透かす
掴む
通じる
与り知る
存じる
承知
熟知
知悉
通暁
精通

『知る』の慣用句

一を聞いて十を知る
推して知るべし
温故知新
造詣が深い

『知る』のことわざ

井の中の蛙大海を知らず
知らぬが仏
汝自らを知れ

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