『潮時』(しおどき)という言葉は

聞いたことはある言葉ですね。



いまいち意味がわかりづらい言葉ですが、なんとなく

やめ時、やめるのに最適な機会

のような意味になりそうですが。

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『潮時』の意味


『潮時』の意味は

物事を始めたり終えたりするのに適当な時・情勢

といった意味のようです。



物事の終始に妥当なタイミング、良い機会

のような意味になりそうです。



『情勢』(じょうせい)は
変化していく物事の、その時々のようす
『適当』は
ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること

といった意味になります。

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『潮時』の使い方、例文


「そろそろこのゲームも潮時になりそうだ」

のような
「悪い機会」

の代わりのような使い方は間違いのようです。



例文としては
「めったにない潮時」
「潮時が来るまで待ってくじを引く」

のような
「好機」
「チャンス」
「良い機会」

の代わりのような使い方が良いようです。



どちらかというと「悪いイメージ」の方が普通に使ってそうでよく馴染みますが

「良い意味」として使うのが本来の姿のようです。

『潮時』の反対語、対義語


『潮時』の反対語となる言葉はないようですが、もしあるならば

悪い機会

のような意味になりそうですが。



「好機」のような意味を持つので

「悪機」という言葉が存在すれば意味がぴったりになりそうですね。



「好機」「チャンス」の反対語だと

『ピンチ』
追い詰められた苦しい状態。苦境。窮地。危機
『危機』(きき)
悪い結果が予測される危険な時・状況。あやうい状態

似たような言葉で、
『窮地』(きゅうち)
追い詰められて逃げ場のない苦しい状態や立ち場

といった意味の言葉があります。



この中だと『好機』の対義語である『危機』が

「悪い」といった意味も含まれるので

『潮時』の反対語として一番適しているのかもしれません。

『潮時』の由来、語源


『潮時』の由来は

潮が満ちたり引いたりする時

という意味から来た言葉のようです。



『潮』(しお)は
1,月や太陽の引力によって周期的に起こる海面の昇降
2.海水。また、潮流。海流

といった意味になります。



海水の満ち引き、上がったり下がったりする時を見て

最高のタイミングで漁師が船を出す

というところから

適当な時機、チャンス、良い機会

といった意味になったようです。

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『潮時』の類義語

機会

時機
潮時
頃合い
タイミング
時宜
好機
勝機
商機
気運

『チャンス』の慣用句

蛟竜雲雨を得
千載一遇
宝の山に入りながら手を空しくして帰る
時を得る

『チャンス』のことわざ

思い立ったが吉日
奇貨居くべし
善は急げ
時は得難くして失い易し
待てば甘露の日和あり

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