『倦まず弛まず』(うまずたゆまず)という言葉は

あまり聞き馴染みのない聞いたことがない言葉ですね。



「倦まず」も「弛まず」も聞いたことないし

漢字も珍しい漢字を使っているので

余計に意味が予想しづらい気がします。



でも響きだけでなんとなく想像してみるとなんとなく

「へこたれない」的な意味になってきそうな気もしますが。

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『倦まず弛まず』の意味


『倦まず弛まず』(うまずたゆまず)の意味は

途中で投げ出したり怠けたりしないで
ひとつのことに取り組み続けるようす


といった意味のようです。



投げ出したり怠けたりしない
ひとつのことに取り組み続ける

ということは
やるべきことだけに集中し
それ以外ものものには一切興味を傾けない

やるべきこと以外のことに関しては集中しない
誘惑されない

といった意味にもなってきそうです。



確かに投げ出したり怠けたりしなければ

そのぶんやるべきことのみに集中できるので

時間の節約にもなりそうですね。



逆を言えば

怠けている時間を使ってない

ということにもなりそうですが。



なので

遊びの時間が養われてない

ということにもなるので

だんだん考え方が固くなって

つまらなくなってきそうですね。



幽遊白書の戸愚呂弟は

「何か一つを極めるということは他の全てを捨てること。
それが出来ぬお前は結局はんぱ者なのだ」

と悪人とは思えない立派なセリフを言っていましたが

彼は強さを極めるために全てを捨て妖怪に転生する

というある意味職人のような生き方をした人物でした。



彼の場合

やはり
他のことに気持ちがブレず取り組むことで

圧倒的な筋肉と強さを手に入れました。



彼が理想としていた結果にはなっていたと思います。



でもそれが人生で一番大事かというと

微妙かもしれません。



人間はもともと集中できない生き物のようなので

一点に集中できることは素晴らしいことだと思います。



それでもたまには遊びの時間を作って

リラックスしたほうが

人生も楽しいですし

思いもかけないアイディアも生まれるかもしれません。



例文としては
「何をするにしても倦まず弛まずとにかく継続することで一流に近づく」

といった使い方が良さそうです。

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『倦まず弛まず』の類義語

尽力
骨折り
精励
精進
奮励
奮闘
粒々辛苦
切磋琢磨
勉励
刻苦
努める
励む
勤しむ
頑張る

『努力』の慣用句

倦まず弛まず
斃れて後已む
力瘤を入れる
力を入れる
力を尽くす
血と汗の結晶
手を尽くす
駑馬に鞭打つ
馬力を掛ける
ベストを尽くす
老骨に鞭打つ

『努力』のことわざ

雨垂れ石を穿つ
叩けよさらば開かれん
天は自ら助くる者を助く

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