『根回し』(ねまわし)という言葉は
聞いたことがある言葉ですね。
いまいち意味がよくわかりませんが、何となく
裏でお互い利益になる話し合いをする、取引をする
のような意味になりそうですが。
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『根回し』の意味
『根回し』(ねまわし)の意味は
交渉・会議などをうまく運ぶために
関係する各方面の了解や合意をあらかじめ取り付けること
といった意味のようです。
本命の行動がうまくいくための行動
のような意味になりそうです。
『合意』(ごうい)は
互いの意思が一致すること
『会議』(かいぎ)は
関係者が集まって相談をし、物事を決定すること
といった意味になります。
『根回し』(ねまわし)は
1.樹木などの移植の1、2年前に、広がった根を根もとを中心に残して切り、細根の発生を促すこと
2.交渉や会議などで、事をうまく運ぶために、あらかじめ手を打っておくこと
といった複数の意味を持ちます。
例文としては
「呂布への根回しは裏切りを連鎖させた」
のような使い方が良さそうです。
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『根回し』の語源、由来
『根回し』の語源は
造園用語から来たようです。
木を移植する時、周りを掘って根の一部を切って短くしておくことで細い根を成長させやすくする、移植を成功率を上げる
という意味から転じて、昭和40年頃から交渉などで使われるようになったようです。
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『根回し』の類義語
折衝談判
直談判
強談判
談合
商談
取引
駆け引き
樽俎折衝
根回し
渉外
協議
和議
ネゴシエーション
掛け合う
談じる
持ち掛ける
『交渉』の慣用句
話を付ける物は相談
渡りを付ける