『忙しい』の読み方は(いそがしい)または(せわしい)と読みます。



『忙しい』(せわしい)という言葉は

聞き馴染みのない言葉ですね。



『忙しい』(いそがしい)だと普通に聞くのですが

『忙しい』(せわしい)と読む言葉となると

いまいち使われてないような気がします。



なんとなく、やることが多い

のようなになりそうですが。

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『忙しい』の意味


『忙しい』(せわしい)の意味は

次から次へといろいろなことに追われて
休む暇もなく
落ち着かない気分だ


といった意味のようです。



やることが多く気持ちが焦っている

のような意味になりそうです。



『忙しい』(いそがしい)は
1.多くの用事に追われて暇がない。多忙である
2.せかせかして落ち着かない
『忙しい』(せわしい)は
1.用事が多くてひまがない
2.気がせいて落ち着かない
3.速い調子で続くさま。絶え間がない
4.経済的にゆとりがない

といった複数の意味を持ち

どちらもほぼ同じ意味ですが

『忙しい』(せわしい)の方は

自分目線で使われる言葉になるようで

「仕事がせわしい」のような使われ方はしないようです。

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『忙しい』の例文、使い方


例文としては
「欠品処理に追われて忙しい毎日」

のような
「暇がなく落ち着かない」

の代わりのような使い方が良さそうです。

『忙しい』の対義語、反対語


『忙しい』の対義語、反対語は

『暇』(ひま)
1.仕事や義務に拘束されない時間。自由な時間
2.休み
3.何かをするのに必要な時間
4.動作や状態の絶え間

といった意味の言葉になります。



慌ただしくやることがあり動き回っているイメージの『忙しい』とは

確かに正反対の意味になりそうです。

『忙しい』の語源、由来


『忙しい』の語源、由来となるのは、どうやら

中国語から来た「急ぐ」の当て字のようです。



『急ぐ』
1.早く目的を達するように行動する
2.早く行き着こうとする
3.気持ちがせく

といった意味になります。



「騒ぐ」が「騒がしい」と同じ言葉のように

『急ぐ』が『忙しい』に変化した同じ言葉

ということのようです。



普通に見ると『忙しい』は

「忄」(りっしんべん)が心で、
「亡くす」(なくす)
今まであったもの、持っていたものを失う

からなる言葉なので

心を亡くす、が語源なのでは

と多くの人が勘違いしてそうですね。

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『忙しい』の類義語

忙しい
忙しない
気忙しい
慌ただしい
多忙
多事多端
多用
手一杯
繁多
繁忙
繁劇
怱忙
齷齪
怱々
きりきり舞い
天手古舞い
書き入れ時

『忙しい』の慣用句

応接に暇がない
席の暖まる暇もない
手が離せない
手が回らない
東奔西走
猫の手も借りたい
貧乏暇なし
忙中閑あり
目が回る

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