『必死』(ひっし)という言葉は

普通に聞く言葉ですね。



なんとなく、持てる力を全て出し切るつもりで行動する

のような意味になりそうですが。

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『必死』の意味


『必死』(ひっし)の意味は

死ぬほどの思いで力を尽くす様子

といった意味のようです。



死ぬほど頑張る、死力を尽くす

のような意味になりそうです。



『必死』(ひっし)は
1.必ず死ぬこと
2.死ぬ覚悟で全力を尽くすこと

といった複数の意味を持ちます。



例文としては
「必死になって殿を守った」

のような使い方が良さそうです。

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『必死』と『必至』の違い


『必死』(ひっし)は
1.必ず死ぬこと
2.死ぬ覚悟で全力を尽くすこと
3.(「必至」とも書く)将棋で、次に必ず王将が詰む、受ける方法がない状態
『必至』(ひっし)は
必ずその事がやってくること

といった意味になります。



意味を見比べると、見た目は似ていましたが

『必死』は
死ぬほど全力になる、必ず死ぬ

という複数の意味を持ち「死ぬ気持ち」という例えの表現があるのに対し

『必至』は
必ず起こる、必然

といった意味になるので

二つの言葉は意味の種類が違うほどの違いになりそうです。

『必死』の語源、由来


『必死』の語源は

「将棋の用語」から来ているようです。



将棋の用語

『必死』(ひっし)は
(「必至」とも書く)将棋で、次に必ず王将が詰む、受ける方法がない状態

といった意味になり、この意味から

必ず死ぬ、必ず死ぬ状態のような気持ちで取り組む

という意味になったようです。

『必死』の対義語、反対語


『必死』の対義語、反対語となる言葉はないようですが、もしあるならば

必ず生きる、生きた心地で取り組む、生命力にあふれている、緊張感なく取り組む

のような意味になりそうですが。



そこから、言葉を探っていくと

『生き』(いき)
生きていること
『手抜き』(てぬき)は
しなければならない手続きや手間を故意に省くこと

または、否定的な意味としてしか使われませんが

『生きた心地がしない』
生きているような気がしなくなるほど、恐ろしい、または苦しい

を肯定した言葉

『生きた心地』が対義語、反対の意味としては近いのかもしれません。

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『必死』の類義語

懸命
必死
一心
一心不乱
夢中
躍起
死に物狂い
粉骨砕身
一意専心
精一杯
力一杯
鋭意

『一生懸命』の慣用句

根を詰める
死力を尽くす
心血を注ぐ
寝食を忘れる
精魂を傾ける
夜の目も寝ずに
脇目も振らず

『一生懸命』のことわざ

思う念力岩をも通す
精神一到何事か成らざらん

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