『承知』(しょうち)という言葉は
その物事に対して理解した
というようなイメージがあります。
普段の日常生活の中でも
お願いされたり、頼み事をされたりした場合に
承知した
と言って
「わかった」
の代わりのような使い方をしていた気がします。
なので
「承知した」と聞くと
わかった、理解した
のような意味になってきそうですが。
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『承知』の意味
『承知』の意味は
物事の内容や事情を知ること。知っていること
といった意味のようです。
知ること又は知っている
とあるので言い換えれば
わかっている、わかる
といった意味になってきそうです。
なので会話の流れでいうと
聞いたから理解した
聞かれたことに対して既に理解していた
の2通りがありそうです。
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『承知』の使い方や例文
例文としては
「安全だということは承知している」
「言われなくとも百も承知だ」
といった
「知っている」
の代わりのような使い方が良さそうです。
『承知』の反対語
『承知』は
物事の内容や結果を知る、知っている
といった意味なので
その反対語、対義語となると
物事の内容や事情を知らない、知っていない
といった意味になりそうです。
既にネットで公開されている
『承知』の反対語の候補として
『拒否』『拒絶』
が上げられていましたが
『拒否』は
要求や提案を聞き入れないで断ること。拒絶
『拒絶』は
相手の頼みや要求をこばむこと
とあり
『拒否』⇔『承諾』
『拒絶』⇔『受諾(じゅだく)』
といった言葉が反対語、対義語となっています。
『拒否』の反対語に
『承諾』だと
相手の意見・希望・要求などを聞いて、受け入れること
といった意味なのでそうかもしれませんが
『承知』だと
知る、知っている
といった意味なのでちょっと違うような気がします。
そう思っていたら
『承知』は
1.知っている。わかっている
2.聞き入れること。承諾すること
といった複数の意味を持ち
その中で『承諾』とも似た意味も持ちます。
なので
今回紹介した意味からだけではなく
『承知』という言葉全体から見ると
『承知』の反対語、対義語は
『拒否』もしくは『拒絶』
という言葉が正しいようです。
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『承知』の類義語
悟る弁える
心得る
飲み込む
察する
見て取る
窺う
見抜く
見透かす
掴む
通じる
与り知る
存じる
承知
熟知
知悉
通暁
精通
『知る』の慣用句
一を聞いて十を知る推して知るべし
温故知新
造詣が深い
『知る』のことわざ
井の中の蛙大海を知らず知らぬが仏
汝自らを知れ