『存じる』(ぞんじる)という言葉は
知っています、わかっています
のようなイメージがあります。
よく会話の流れでも相手の受け答えの際に
「存じております」
のような使い方をして
その内容に関しては理解しています
のような意味として普段使われてそうな言葉ですが。
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『存じる』の意味
『存じる』(ぞんじる)の意味は
知っている意味の謙譲語
といった意味のようです。
意味的には「知っている」と同じで
謙譲語として使われていたんですね。
謙譲語となるとやはり
低姿勢であったり、控えめであったり
といった
かしこまった態度を取りたいとき
にこの言葉が使われることが多そうですが
「謙譲語」は
自分をへりくだる表現
へりくだるは
相手を敬って自分を控えめにする。謙遜する。卑下する
卑下(ひげ)とは
自分を劣ったものとしていやしめること
といった意味になります。
なので
相手が上の立場であったり、客人であった場合などに
『存じる』という言葉がよく使われそうですね。
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『存じる』の使い方や例文
例文しては
「その内容に関しては存じていませんでした」
といった「知っている」に
敬う気持ちをのせたい時に使うと良さそうです。
『存じる』の類義語
悟る弁える
心得る
飲み込む
察する
見て取る
窺う
見抜く
見透かす
掴む
通じる
与り知る
存じる
承知
熟知
知悉
通暁
精通
『知る』の慣用句
一を聞いて十を知る推して知るべし
温故知新
造詣が深い
『知る』のことわざ
井の中の蛙大海を知らず知らぬが仏
汝自らを知れ