『質』(たち)という言葉は

なんとなく耳にする言葉ですね。



よく会話の流れとかで

「質のいい」とか「悪い」とか

そんな感じで聞いたことがあったような気がします。



「性格」や「性質」と

あまり変わらない意味になってきそうですが。

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『質』の意味


『質』(たち)の意味は

性質や体質

といった意味のようです。



自分の特徴のような意味を持っている

シンプルな言葉のようですね。



『性質』は
持って生まれた物と考えられる
その人の感情や気持ちのあり方
『体質』は
からだの性質。
遺伝的素因と環境要因との相互作用によって形成される
個々人の総合的な性質

といった意味になります。



なので要するに「質」というのは

現在の総合的な、肉体的精神的な性質

という意味になってきそうです。



例文としては
「人混みはなるべく避けたい質だ」

のような使い方が良さそうです。

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『質』の対義語、反対語


ネットで紹介されている『質』の対義語、反対語は

『量』

つまり「質⇔量」ということになります。



これは見た目は同じ「質」という言葉でも

意味が全く違いそうですね。



よく
質よりも量
量をこなしたら質が大事だ

のような使い方をする言葉のほうだと思うので



それに読み方も
『質(たち)』でなく『質(しつ)』

になります。



『質』(しつ)は
ものを成り立たせている中身
『量』は
測定の対象となり大小の比較が可能なもの。
質量・長さ・時間・個数など。
また測定して得られる数値や限度

といった意味になります。



ちょっとこれだけだとイメージしづらいですが

「質」は
ものの精度、どれだけ極められたか、
繊細さ、完成度
「量」は
物の数、量産型、反復、とにかく数

のようなイメージとなるので

『性格』からきた『質(たち)』とは

だいぶ意味がかけ離れていますが

「質(しつ)」だと対義語、反対語は

』ということになります。

『質』(たち)の語源、由来


『質』(たち)はもともと

「大和言葉」というあまり聞き慣れない

日本の昔からもともとあった言葉だったようです。



それが中国の『質』という漢字に影響されて

『質』(たち)と表されるようになったようです。



影響される前は「たち」という言葉で

『質』という漢字ではなかったようですが

「たち」がどうして生まれたかというのは

現在まだ良くわかってないようですね。



それでも推測する人、自然な流れでいうと

「立ち」「出で立ち」といった言葉からきたのでは

という意見が多そうです。



なので『質(たち)』の語源、由来となるのは
大和言葉

推測だと
「立ち」「出で立ち」からきたのではという意見が多く

『質』という漢字は中国から

ということになります。

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『質』の類義語

性質
気性
性分
性情
気質(きしつ)
気質(かたぎ)


為人
個性
人格
パーソナリティー
キャラクター
人柄
気立て
心根
心性
本性
地金
根性
気っ風
資性

『性格』のことわざ

噛む馬はしまいまで噛む
習い性となる
三つ子の魂百まで

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