気質(きしつ)という言葉は

なんとなく聞いたことはありますね。



「性格」「性質」というような意味なのかなという気がしますが

はっきりとした意味は分からないような気がします。



なんとなく
その人の本来の性格、生まれ持った性格

というような意味になってきそうですが。

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『気質(きしつ)』の意味


『気質(きしつ)』の意味は

生まれついての気持ちのあり方。性質

といった意味のようです。



「性質」という意味自体が既に

持って生まれたものと考えられる、その人の気持ちのあり方

といった意味なので

基本的に「性質」という言葉とほぼ意味は一緒

ということになりそうです。



また心理学では
個人の性格の基礎をなす遺伝的・体質的な感情傾向

といった意味となるようです。



例文としては
「飽きっぽい気質で長続きしないので習慣化に頼った」

のような使い方が良さそうです。

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『気質』と『性格』の違いとは


『気質(きしつ)』は
生まれついての気持ちのあり方。
『性格』は
ものの考え方や行動の仕方などに表れるその人に特徴的な傾向

といった意味になるので

『気質』と『性格』の違いとなると

「生まれついて」という部分が含まれているかいないか

という考えも生まれてきます。



また『気質(きしつ)』の意味は

さっき紹介した「心理学では」も含め複数の意味があり

『気質(きしつ)』は
1.気だて。気性。かたぎ。
2.中国で、万物を構成する物質である気によって形成される物の性質。
特に宋(そう)学では、人間がそれぞれ別にもつ身体的、精神的な性質をいう。
3.心理学で、個人の性格の基礎にある、遺伝的、体質的に規定されたものと考えられている感情的傾向。
体液の相対的な割合の違いによって多血質・胆汁質・黒胆汁質・粘液質の分類や、回帰性・分裂性・粘着性という気質分類がある

といった意味になってくるようです。



パット見てだとわかりづらく
じっくり読んで理解する必要がありそうですが

要するに
『性格』の意味のようにその人の特徴を表す総合的な意味ではなく

やや「精神」というか遺伝子レベルの本能

その人の意志によって生まれる性格というよりは無意識

始めに言ったように
「生まれついての」

という意味がやや強くでていそうです。



なので「気質」は内面的、本質的、生まれつきの性質

という意味があるのに対し

「性格」は
ただその人の性格を表す意味の総称

という意味になってくるので

「気質」と「性格」の違いは

「生まれつきの」という意味が強いか弱いか

ということなのかもしれません。

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『気質(きしつ)』の類義語

性質
気性
性分
性情
気質(きしつ)
気質(かたぎ)


為人
個性
人格
パーソナリティー
キャラクター
人柄
気立て
心根
心性
本性
地金
根性
気っ風
資性

『性格』のことわざ

噛む馬はしまいまで噛む
習い性となる
三つ子の魂百まで

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