『槍玉に挙げる』(やりだまにあげる)という言葉は

聞いたことがない言葉ですね。



いまいち想像しづらい言葉ですが「非難の類義語、慣用句」として考えると

いろいろな方向から非難の声を浴びる、四面楚歌

のような意味になりそうですが。

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『槍玉に挙げる』の意味


『槍玉に挙げる』(やりだまにあげる)の意味は

非難や攻撃の対象にする

といった意味のようです。



責めたり攻撃の的にする

のような意味になりそうです。



『非難』(ひなん)は
人の欠点や過失などを取り上げて責めること

といった意味になります。



『槍玉に挙げる』(やりだまにあげる)は
1.槍で突き刺す
2.非難・攻撃の目標にして責める

といった複数の意味を持ちます。



例文としては
「パチンコで負けると店が槍玉に挙げられることが多い」

のような使い方が良さそうです。

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『槍玉に挙げる』の由来、語源


『槍玉に挙げる』の由来、語源は

人を槍で突き上げ手玉のように扱う

というところから来た言葉のようです。



『手玉』は
手くびに巻きつけた装飾用の玉

といった意味になります。



「槍玉」は
槍を手玉のように操る、扱う

といった意味を表しているようです。



そこから、槍で目標に向かって攻撃するように

選んで責める、目当てに攻める

といった意味になったようです。

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『槍玉に挙げる』の類義語

攻撃
論難
批判
咎め立て
難詰
面詰
詰問
指弾
糾弾
弾劾
痛罵
風当たり
棚卸し
責める
咎める
難じる
詰る
謗る

『非難』の慣用句

後ろ指を指される
死屍に鞭打つ
四面楚歌
難癖を付ける
非を鳴らす
顰蹙を買う
袋叩きにあう
目糞鼻糞を笑う
槍玉に挙げる

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