『剣が峰に立たされる』(けんがみねにたたされる)

という言葉は慣用句にあたります。



言葉を噛み砕いて見てみても

意味が予想しづらい言葉ですね。



『剣が峰に立たされる』の『峰』という言葉は

刃の反対側である峰(みね)のことを表しますが

それが分かってもいまいちぴんときません。



でも『剣の峰』ではなく

『剣が峰』という言葉が別にあり

全く違った意味として存在しています。

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『剣が峰に立たされる』の意味


『剣が峰』は

「火山の噴火口の周辺」

を表しているそうです。



主に「富士山の山頂」のことを表すことが多いようですね。



『剣が峰』の意味は

「少しの余裕もない絶体絶命の状態を表す」

といった意味のようです。



そして今回の主役である

『剣ヶ峰に立たされる』の意味は

少しの余裕もない厳しい状況に置かれる

といった意味を持ちます。



つまり
「絶体絶命の状態に立たされている状態だから少しの余裕もない」

といった意味となってくるみたいですね。



『剣が峰』という言葉を知らなければ

全く意味が分からない言葉ですね。



例文としては
「作業が思うように進まず気がついたら剣が峰に立たされていた」

といった使い方が良さそうです。

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『剣が峰に立たされる』の類義語

危急
難局
窮地
苦境
ピンチ
危地
死地
破局
クライシス

『危機』の慣用句

足元に火が付く
一難去ってまた一難
一触即発
危急存亡の秋
危殆に瀕する
剣が峰に立たされる
前門の虎後門の狼
轍鮒の急
風雲急を告げる
風前の灯火
釜中の魚
累卵の危うき

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