『釜中の魚』(ふちゅうのうお)と聞いても
何が何だか分からない言葉ですよね。
漢字もあまり見かけない字なので
意味が分かりづらいかと思います。
『釜中の魚』の釜はお釜(おかま)のことで
何か食べ物を煮るときに使う容器のことを指します。
これだけでもわかると直訳するだけでも
頭でなんとなくイメージできるので
意味もなんとなくわかりそうですね。
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『釜中の魚』の意味
『釜中の魚』の意味は
煮られるのを知らないで釜の中を泳いでいる魚の意味から
死や災難が迫っていること、またそれを知らないでいることのたとえ
といった意味のようです。
「死や災難が迫っているのにそれに気づかないでいる状態」
「楽観的でいる状態」
といった意味のようですね。
何も知らないで災難が起こるのは無念ですが
知っていてもそれを防げる行動力がなければ
知っている方が苦しそうですね。
例文としては
「完全体セルと闘うミスターサタンは釜中の魚のようだった」
といった使い方がいいかもしれません。
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『釜中の魚』の類義語
危急難局
窮地
苦境
ピンチ
危地
死地
破局
クライシス
『危機』の慣用句
足元に火が付く一難去ってまた一難
一触即発
危急存亡の秋
危殆に瀕する
剣が峰に立たされる
前門の虎後門の狼
轍鮒の急
風雲急を告げる
風前の灯火
釜中の魚
累卵の危うき