『老境』(ろうきょう)という言葉は

聞いたことがない言葉ですね。



「老境」と聞いてもいまいちイメージが湧きませんが、なんとなく

老人から見える景色

のような意味にも聞こえてきますが。

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『老境』の意味


『老境』の意味は

世事にかかずらうこともない
老人の境地

といった意味のようです。



『境地』は
1.その人の置かれている立場
2.ある段階に達した心の状態
『世事』は
世間の俗事
『俗事』は
世俗のわずらわしい事柄。日常の雑事
『世俗』は
世の中の風俗・習慣
『雑事』は
本来の仕事以外のいろいろな用事。取るに足らない雑多な事柄
『かかずらう』は
(面倒なことに)かかわりを持つ。関係する。 かかわる

といった意味になります。



意味を知ってもいまいちピンときませんが、要するに

世の中に関わりを持たない、老人から見える世の中

のような意味になりそうです。



老人の立場になって初めて分かる純粋な視点

のようなことなのかもしれません。



例文としては
「老境に入るという言葉は世の中の視点から見えた言葉に過ぎず、特別なことでもない。
今までどおり生きれば良い」

のような使い方が良さそうです。

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『老境』の類義語

老境
老年
老いらく
老残
耄碌
老化
年波

『老い』の慣用句

老いの一徹
老いの繰り言
老いを養う
愚に返る
春秋高し
鶴は千年亀は万年
年は争えない
年寄りの冷や水
日暮れて道遠し
焼きが回る

『老い』のことわざ

老いたる馬は路を忘れず
老いては子に従え
老いては益益壮なるべし
麒麟も老いぬれば駑馬に劣る
昔の剣今の菜刀
老驥千里を思う

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