『気質』(かたぎ)という言葉は
なんとなく聞いたことがある言葉ですね。
ただ「気質」という言葉を見ると
先に(きしつ)というふうに読んでしまうので
そちらの意味として考えてしまいますが。
かたぎが「気質」と書くのも新鮮ですね。
『気質(かたぎ)』のイメージは聞いた感じだと
普通の人、社会人、真面目な人
のようなイメージがありますが。
『気質』の読み方は(かたぎ)と読みます。
Contents
スポンサードリンク
『気質』の意味
『気質』(かたぎ)の意味は
身分・職業・年齢層などを同じくする人たちに
共通に見られる感情や考え方の傾向
といった意味のようです。
予想していた意味とは
だいぶかけ離れた意味を持つ言葉ですね。
要は職業や身分、年齢が同じであれば
考え方や行動、感情の起伏が似ている、似てくる
といった意味なのかもしれません。
おそらく毎日の行動パターンがほぼ一緒なので
習慣化から得られる第二の性格のようなものが身につき
その性格が共通しているから感情や考え方の傾向が共通
ということになりそうですね。
毎日の習慣は今の環境に左右されやすいので
同じ時間、似たような環境であれば
共通してきて当然の結果
さらに周りに合わせる仲間意識や居心地の良さを求めて
自分の性格に多少合わなくても
生きるため生活するために
自分の性格をおしころし合わせていった結果
行動から得たありあわせその場しのぎの性格が
自分の性格に進化してしまった
など色々考えられますが
やはり環境が共通すると毎日の行動が似てくるので
行動の繰り返しから得た性格の部分が一緒
ということなのかもしれません。
例文としては
「職人気質と江戸っ子気質の違い」
といった使い方が良さそうです。
スポンサードリンク
『気質』(かたぎ)の由来、語源
気質(かたぎ)の由来、語源は
「形木(かたぎ)」という言葉から来ているようです。
『形木(かたぎ)』は
物の形を彫った板。その模様を紙やきれに刷って染め付けるのに用いる
といった意味になります。
着物などを染めるときに使う道具のようで
『気質』(かたぎ)という言葉になってから
堅いイメージがありつつも
「職人気質」と使うことはあっても
「警察気質」「平成生まれ気質」
と使わないのは
語源からくる「形木」が着物のイメージが強いから
ともいわれています。
スポンサードリンク
『気質』の類義語
性質気性
性分
性情
気質(きしつ)
気質(かたぎ)
質
性
為人
個性
人格
パーソナリティー
キャラクター
人柄
気立て
心根
心性
本性
地金
根性
気っ風
資性
『性格』のことわざ
噛む馬はしまいまで噛む習い性となる
三つ子の魂百まで