『七転び八起き』の読み方は(ななころびやおき)と読みます。



『七転び八起き』(ななころびやおき)という言葉は

聞き馴染みのない言葉ですね。



なんとなく、七回失敗して八回立ち直る、前進する、のような意味から

何回失敗してもへこたれない

のような意味になりそうですが。

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『七転び八起き』の意味


『七転び八起き』(ななころびやおき)の意味は

何度失敗してもめげないで立ち直ること

といった意味のようです。



何回失敗しても前向きでへこたれない

のような意味になりそうです。



『めげる』は
1.気持ちがくじける。負ける
2.しょげる。がっかりする
3.こわれる。欠ける
『挫ける』(くじける)は
勢いや意欲がそがれる
『立ち直る』(たちなおる)は
悪い状態になった人や物事が、もとのよい状態になる

といった意味になります。

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『七転び八起き』の例文、使い方


例文としては
「七転び八起きの精神でシュタインズゲートを目指した」

のような
「何度失敗しても立ち直る」
「何度倒れそうになっても大魔導師ポップの如く自らベホマをかけて不死鳥のように蘇る」

の代わりのような使い方が良さそうです。

『七転び八起き』の語源、由来


『七転び八起き』は

七回転んでも八回起き上がる

といった意味から来たようです。



「七」と「八」の数は具体的な意味でなく

「数の多さ」を表現、
「八」は後々良くなるような形として縁起が良い
起きる数の方が多いのは仏教説で生まれた時にまずは大人に守られながら起き上がるから

ということのようです。



『七転び八起き』の語源はいくつか説があるようで

仏教かキリスト教の聖書から来たのではと言われています。



仏教は
中国の故事「七顛八起」(しちてんはっき)

聖書は
「七回転んでも何度でも起き上がる」のようなことが書かれていた

というところからのようです。



日本で使われていたのは江戸時代中期頃と言われていて

『山本常朝』(やまもとつねとも)が
1659年7月30日-1719年11月21日
江戸時代の武士、佐賀藩士。『葉隠』の口述者

『成富茂安』(なりとみしげやす)
戦国時代から江戸時代前期にかけての武将

について「葉隠」(はがくれ)に書くときに「七転び八起き」という言葉が使われていたようです。



キリスト教の聖書説には「八」の数字がないことと

日本が使われていた時代などを考えて

仏教説の方が真実味があるのかもしれません。

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『七転び八起き』の類義語

失策
失態
大過
切腹物
へま
ぽか
不成功
不首尾
蹉跌
こける

『失敗』の慣用句

虻蜂取らず
画餅に帰する
空振りに終わる
九仞の功を一簣に虧く
千慮の一失
轍を踏む
二の舞を演じる
墓穴を掘る
味噌を付ける

『失敗』のことわざ

羹に懲りて膾を吹く
猿も木から落ちる
急いては事を仕損ずる
七転び八起き
生兵法は大怪我のもと
二兎を追う者は一兎をも得ず
敗軍の将は兵を語らず

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