『精進』(しょうじん)という言葉は

比較的日常でもよく聞きそうな言葉ですね。



「精進せよ」と聞くと

「努力に励めよ」

というような意味に聞こえてきますが。



精神的にも肉体的にも精進して行動せよ

みたいな使い方をされそうな言葉です。



『精進』の読み方は(しょうじん)と読みます。

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『精進』の意味


『精進』の意味は

技芸などの上達や物事の実現を目指し
精神を集中して努力すること


といった意味のようです。



精神の「精」の漢字が使われているのは

精神を集中して努力せよ

のような意味からきていそうですね。



技芸などの上達や物事の実現を目指し

とあるので
目標に向かって努力していく

といった意味にもなってきそうです。

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『精進』の例文や使い方


例文としては
「スポーツに学問にまんべんなくバランスよく精進する」
「自分のやりたいことにのみ精進する」

といった「本気になって努力する」の
代わりのような使い方が良さそうです。

『精進』の対義語


精進は

対象の上達や実現を目指し集中して努力する

といった意味になるので

その対義語、反対語となると

少なくとも集中できていない状態

を意味していそうです。



そうなると思い浮かぶ言葉といえば

『妄想』『錯乱』『怠惰』

といった
努力して集中している

とはとても思えない言葉が挙げられそうですが。



または努力の間の小休止的な

『一息』『休憩』

のような言葉も
努力はしていない気が緩んでいる状態なので

『精進』の反対の意味にもなるかもしれません。



何にしても

『精進』の

努力に向かって精神を集中している

ということは

雑念がない
努力すべき事以外頭で考える隙間がない

状態にあると思うので

いってみれば「フロー状態」

のめり込んでいる
そのことにぞっこんな状態

ということになります。



なのでもしかしたら
『精進』の対義語、反対語は

集中していない
雑念だらけの状態

といった意味になりそうなので

雑念

のような言葉が近いかもしれません。



雑念は

とりとめのないいろいろな思い
気を散らせるようないろいろな思い

といった意味になります。



色々な思いがあるということは
目標も定まってないし

気を散らせているということは
集中できていない

ということなので

『精進』の

物事の実現を目指し精神を集中して努力する

という一点集中の対義語としても
しっくりくるかもしれません。



といってももしかしたら
もっとピッタリの言葉がまだまだあるかもしれませんし

「集中しない」
はともかく

「努力しない」
という意味があまり含まれていない気もするので
完全に反対の意味というわけにはいかなそうですが。



それでも

『精進』の対義語、反対語は

雑念』が近い意味にありそうですね。

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『精進』の類義語

尽力
骨折り
精励
精進
奮励
奮闘
粒々辛苦
切磋琢磨
勉励
刻苦
努める
励む
勤しむ
頑張る

『努力』の慣用句

倦まず弛まず
斃れて後已む
力瘤を入れる
力を入れる
力を尽くす
血と汗の結晶
手を尽くす
駑馬に鞭打つ
馬力を掛ける
ベストを尽くす
老骨に鞭打つ

『努力』のことわざ

雨垂れ石を穿つ
叩けよさらば開かれん
天は自ら助くる者を助く

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