『昔の剣今の菜刀』(むかしのつるぎいまのながたな)という言葉は

あまり聞き聞き馴染みのない言葉ですね。



冷静に見てみても「菜刀」とは何なのか引っかかって

意味が予想しづらいような気がします。



おそらく、
昔の剣は今では切れ味がなくなってしまって使えない

のような意味になってきそうですが。

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『昔の剣今の菜刀』の意味


『昔の剣今の菜刀』の意味は

若い頃すぐれた働きをした人も、今は年を取って役に立たなくなっていること

といった意味のようです。



人を剣に例えた言葉だったんですね。



役に立たなくなっている、今では年を取って役に立たなくなっている、という表現から

やはり菜刀というのは軟弱な刀というような表現をされていた言葉だったようですね。



『菜刀』は
菜切り包丁
『菜』は
酒や飯に添えて食べるもの。おかず。副食物

といった意味のようです。



やはりどのように優れた人であっても、同じ体を使って生きていれば

だんだん体全体がくたびれていってしまうのかもしれません。



そういった意味では年寄りはより、いたわらなければいけないという気持ちになってきますね。



正直法律もお年寄りをいたわるどころか滅しにかかってるような気もしますが

こんな時代だからこそいたわる気持ちが大事なような気がします。



そしていざ自分が年寄りになってきたとしてもそれまでの間十分なメンテナンスをしながら

そして楽しく悔いのないように生き抜いていきたい気持ちもありますね。

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『昔の剣今の菜刀』の類義語

老境
老年
老いらく
老残
耄碌
老化
年波

『老い』の慣用句

老いの一徹
老いの繰り言
老いを養う
愚に返る
春秋高し
鶴は千年亀は万年
年は争えない
年寄りの冷や水
日暮れて道遠し
焼きが回る

『老い』のことわざ

老いたる馬は路を忘れず
老いては子に従え
老いては益益壮なるべし
麒麟も老いぬれば駑馬に劣る
昔の剣今の菜刀
老驥千里を思う

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