『終わり良ければすべて良し』(おわりよければすべてよし)という言葉は

なんとなく聞いたことがある言葉ですね。



結果が良ければ、結果が出れば、途中経過はどうでも良い

のような意味になってきそうですが。

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『終わり良ければすべて良し』の意味


『終わり良ければすべて良し』の意味は

物事は結末さえよければ、発端や途中の経過は問題ではない

といった意味のようです。



大体、予想した通りの意味だったようですね。



どのような途中経過、目も当てられない出来事でも、結果が良ければ問題ない

という意味に成ってきそうです。



例文としては
「散々苦労したけど給料が入った。終わり良ければすべて良しということにしとくか」

のような使い方が良さそうです。

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『終わり良ければすべて良し』の対義語


『終わり良ければすべて良し』の対義語となる言葉は

九仞の功を一簣に虧く』(きゅうじんのこうをいっきにかく)
高い山を築くのに、最後のもっこ1杯の土が足りないために完成しない。
長い間の努力も最後の少しの過失からだめになってしまうこと

といった言葉が代表的のようです。



他にも

仏作って魂入れず
骨折って成し遂げながら肝心な点を欠いていること
枡ではかって箕でこぼす』(ますではかってみでこぼす)
“箕”は竹で編んだ目の粗いふるいのこと。
枡で少しずつ量るようにしてためたものを“箕”で一度にこぼしてしまう、という意味で
苦労して少しずつためてきたものを一度にむだ遣いすること
画竜点睛を欠く
物事をりっぱに完成させるための最後の仕上げを忘れること。
全体を引き立たせる最も肝心なところが抜けていること


といった言葉が『終わり良ければすべて良し』の対義語になります。



「画竜点睛」は聞いたことがありましたが

「画竜点睛を欠く」という言葉もあったようですね。



それでも、竜の目を書き忘れる、大事なところがない

という意味は、どこかで聞いたことがありそうな気がします。

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『終わり良ければすべて良し』の類義語

奏功
奏効
結実
成就
小成
ヒット
大当たり
当たる
成否
成敗

『成功』の慣用句

金的を射止める
功を奏する
実を挙げる
図に当たる
実を結ぶ
物になる

『成功』のことわざ

運根鈍
終わり良ければすべて良し
三度目の正直
為せば成る

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