『犬馬の年』という言葉は

聞いたことがない言葉ですね。



漢字を見て「犬と馬の年」のような意味だと予想できそうですが

よく考えないと難しそうです。



犬、馬なので
力強い攻撃的な肉体的な時期

または
活発なよく動いた年

といったイメージがありますが。

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『犬馬の年』の意味


『犬馬の年』(けんばのとし)の意味は

犬や馬のように無駄に年を取るといった意味から
自分の年齢をへりくだっていう語

といった意味のようです。



「へりくだる」は
相手を敬って自分を控えめにする。謙遜(けんそん)する

といった意味になります。



類義語や慣用句諺などいろいろ学んできましたが
犬や馬といったいろいろな動物を表現する場合は

大体悪口、悪い表現が含まれている

ことが多い気がしますね。



ことわざ、慣用句が生まれるきっかけとなった時代は

動物は人間以下というような

あまり印象は良くない
または見下している

ということなのかもしれません。



そこら辺も謙虚になって欲しいですよね。

犬や馬に失礼な気もしますが。



言われっぱなしで逆に人の方が性格が悪く

見方によっては動物よりも小さく見えそうです。



まあ例えは悪いですが

あまり深く考えずボーっと生きている

という表現が無駄ということなのかもしれませんが。



そこから自分の年齢をへりくだって

というのがちょっとわかりづらい意味ですね。



年齢を謙遜する

ということは

年は取っていますが
そんな大それた経験は積んでいません

または
年をとっていますが
まだまだひよっこです

という意味になってくるのかもしれません。

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『犬馬の年』の類義語


年歯
生年
年頃
年の頃
年格好
年輩

『年齢』の慣用句

犬馬の年
春秋に富む
薹が立つ
年が行く
年端も行かない
馬齢を重ねる

『年齢』のことわざ

亀の甲より年の劫
三十振り袖、四十島田
七十にして矩を踰えず
人生七十古来稀なり
十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人
七つ下がりの雨と四十過ぎての道楽は止まぬ

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