『漁父の利』(ぎょふのり)という言葉は

聞きなじみのない言葉ですね。



いまいちわかりづらい言葉ですが、なんとなく

堅実に儲ける

のような意味になりそうですが。

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『漁父の利』の意味


『漁父の利』(ぎょふのり)の意味は

「漁夫の利」とも書く。
シギとハマグリが互いに争っているところに漁師が来て
両方とも捕らえてしまったという「戦国策」の故事から
「漁父」は(ぎょほ)とも読む
二者が争っているのに付け入って
第三者が利益を自分のものにすること


といった意味のようです。



争っているところを横槍して儲ける、得をする

のような意味になりそうです。



「エンジェル伝説」の北野くんのお父さんたち争い

とも似ている光景なのかもしれません。



『シギ』は
チドリ目シギ科の鳥の総称。全長12~66cmの地上採食性の鳥で,約95種からなる。一般に頸,脚,翼が長く,尾は比較的短い
『ハマグリ』は
軟体動物門二枚貝綱マルスダレガイ科。殻長8.5cm,殻高6.5cm,殻幅4cmに達する

といった意味になります。

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『漁父の利』の例文、使い方


例文としては
「偶然漁父の利を得る」

のような
「間に入って利益を得る」

の代わりのような使い方が良さそうです。

『漁父の利』の類義語

利得

儲け
実益
実利
収益
純益
粗利
利潤
黒字
収入
実入り
所得
取り分
利鞘
役得
余禄
薄利
巨利
暴利

『利益』の慣用句

甘い汁を吸う
行き掛けの駄賃
一攫千金
掠りを取る
漁父の利
私腹を肥やす
濡れ手で粟
一山当てる
遣らずぶったくり

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