『同病相憐れむ』(どうびょうあいあわれむ)という言葉は

聞いたことがありそうな言葉ですね。



なんとなく、同じ病を持つ者同士はお互いに大変さが分かるのでいたわりあえる、苦労した分だけ思いやれる

のような意味になりそうですが。

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『同病相憐れむ』の意味


『同病相憐れむ』(どうびょうあいあわれむ)の意味は

同じような境遇に苦しむ者同士が互いに慰めいたわりあう

といった意味のようです。



『境遇』(きょうぐう)は
その人が置かれた、家庭環境・経済状態・人間関係などの状況
『慰める』(なぐさめる)は
1.何かをして、一時の悲しみや苦しみをまぎらせる。心を楽しませる。心をなごやかに静める
2.労をねぎらう。いたわってやる
『いたわる』は
弱い立場にある人などに同情の気持ちをもって親切に接する

といった意味になります。



似たような苦労をしたもの同士がいたわりあう

のような意味になりそうです。



例文としては
「過酷な肉体労働で苦しむ職人同士、同病相憐れむで、よく一緒に遊んでいた」

のような使い方が良さそうです。

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『同病相憐れむ』の類義語


人情
思いやり
同情
哀れみ
慈悲
温情
恩情
厚情
芳情

善意

『情け』の慣用句

鬼の空念仏
同病相憐れむ
情けが仇
武士の情け

『情け』のことわざ

鬼の目にも涙
窮鳥懐に入れば猟師も殺さず
旅は道連れ世は情け
情けに刃向かう刃なし
情けは人の為ならず

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