『下衆の勘繰り』(げすのかんぐり)という言葉は
聞いたことがない言葉ですね。
何となく、嫌な人間はすぐ人を疑う
のような意味になりそうですが。
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『下衆の勘繰り』の意味
『下衆の勘繰り』(げすのかんぐり)の意味は
品性の劣る者が
いろいろ気を回して邪推すること
といった意味のようです。
『邪推』(じゃすい)は
他人の心意を悪く推量すること。ひがんで、自分に悪意をもっていると疑ってかかること
『品性』(ひんせい)は
道徳的基準から見た、その人の性質。人格
『推量』(すいりょう)は
物事の状態・程度や他人の心中などをおしはかること。推測
といった意味になります。
性格が悪い人が悪く疑う
のような意味になりそうです。
例文としては
「下衆の勘繰りばかりされる胡散臭い刑事」
のような使い方が良さそうです。
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『下衆の勘繰り』の類義語
疑念不審
疑惑
懐疑
猜疑
半信半疑
訝る
勘繰る
怪しむ
『疑い』の慣用句
痛くもない腹を探られる下衆の勘繰り
狐疑逡巡
眉に唾を付ける
『疑い』のことわざ
疑心暗鬼を生ず大疑は大悟の基
七度尋ねて人を疑え
人を見たら泥棒と思え
李下に冠を正さず