『李下に冠を正さず』(りかにかんむりをたださず)という言葉は

聞いたことがない言葉ですね。



「疑いの類義語、ことわざ」として意味を考えると、なんとなく

目下の者が上の人に従わないから疑いをかけている

のような意味になりそうですが。

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『李下に冠を正さず』の意味


『李下に冠を正さず』(りかにかんむりをたださず)の意味は

スモモの木の下で冠をかぶり直そうとして手を上げれば
スモモの実を盗むのかと疑われるという事から
人から疑いをかけられるような行いは避けるべきであるという事

といった意味のようです。



疑われるような仕草、振る舞いは避けた方が良い

のような意味になりそうです。

『李下に冠を正さず』の例文、使い方


例文としては
「李下に冠を正さずというようにパチンコライターは収録前に店員と話さないほうが良い」

のような
「疑われるようなことは避けるべき」

の代わりのような使い方が良さそうです。

『李下に冠を正さず』の由来、語源


『李下に冠を正さず』の由来、語源は

「古楽府・君子行」(こがふ、くんしこう)の一部から

「君子防未然、不處嫌疑間。瓜田不納履、李下不正冠」
(君子は未然(みぜん)に防ぎ、嫌疑(けんぎ)の間(かん)に處(お)らず。瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず、李下(りか)に冠(かんむり)を正さず)
君子たるものは、人から疑いを招くような事を未然に防ぎ、嫌疑をかけられるような振る舞いはしないものだ。(取ろうとしていると勘違いされぬように)瓜(うり)畑の中で靴を穿(は)くような仕草をしたり、李(すもも)の木の下で冠をかぶりなおしたりはしないものだ


といったところから来た言葉のようです。



『君子』(くんし)は
中国で用いられた理想的人格の称
1.学識・人格ともにすぐれた、りっぱな人。人格者
2.高位・高官の人
『嫌疑』(けんぎ)は
疑わしいこと。特に、犯罪の事実があるのではないかという疑い
『瓜』(うり)は
ウリ科の植物のうち、実を食用にするものの総称。キュウリ・シロウリ・スイカ・メロン・カボチャなどで、特にマクワウリをいう

といった意味になります。



理想となる人は人から疑われたり嫌われるようなことをしない。
泥棒だと思われるので、瓜畑で靴を履いたりスモモの木の下で冠(かんむり)をなおしたりしない。

のような意味から変化したということになりそうです。

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『李下に冠を正さず』の類義語

疑念
不審
疑惑
懐疑
猜疑
半信半疑
訝る
勘繰る
怪しむ

『疑い』の慣用句

痛くもない腹を探られる
下衆の勘繰り
狐疑逡巡
眉に唾を付ける

『疑い』のことわざ

疑心暗鬼を生ず
大疑は大悟の基
七度尋ねて人を疑え
人を見たら泥棒と思え
李下に冠を正さず

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