『足が出る』(あしがでる)という言葉は

聞き馴染みのない言葉ですね。



なんとなく「余計なことをする」のような意味になりそうですが「損の類義語」として考えると

余計なお金がかかる

のような意味になりそうですが。

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『足が出る』の意味


『足が出る』(あしがでる)の意味は

予定していた金銭以上に出費が多くなる

といった意味のようです。



思ったよりお金がかかる

のような意味になりそうです。



『足が出る』(あしがでる)は
1.予算または収入よりも出費が多くなる。赤字になる
2.隠しごとが現れる。ぼろがでる

といった複数の意味を持ちます。

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『足が出る』の例文、使い方


例文としては
「安売りを目当てにスーパーに行くと余計なものも買ってしまい足が出てしまう」

のような
「予定よりお金を使う」

の代わりのような使い方が良さそうです。

『足が出る』の語源、由来


『足が出る』の語源はいくつか説があるようで

1.お金は世の中を巡るというところから「お足」とも呼ばれているようで
「足が出る」はお金が出る、使いすぎてしまうのような意味に発展
2.仕立て屋に頼んだ着物の寸法があっていなくて「足が出る」というところから
指定した、予算内の金額では完成しなかったという意味から

といったところから来たのではと言われています。



また、もう一つ

『馬脚を現す』の意味
隠していたことがあらわれる。化けの皮がはがれる。しっぽを出す

と同じで、馬の芝居中に足が出て人間の足だとバレてしまう、こちらは

『足が出る』(あしがでる)
1.予算または収入よりも出費が多くなる。赤字になる
2.隠しごとが現れる。ぼろがでる

の2の意味に発展した説となりそうです。

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『足が出る』の類義語

不利益
不利
損失
損害
欠損
差損
赤字
出血
持ち出し
採算割れ
痛手
ダメージ
マイナス
ロス
不得策

『損』の慣用句

足が出る
穴があく
盗人に追い銭
骨折り損の草臥れ儲け
間尺に合わない
割が悪い
割を食う

『損』のことわざ

損して得取れ
只より高い物はない
短気は損気
安物買いの銭失い

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