『韋編三絶』(いへんさんぜつ)という言葉は

聞いたことがない言葉ですね。



見慣れない漢字も使っているので予想しづらいですが、「読むの類義語、慣用句」として考えてみると

読んでいる書物のストーリーが一変する、内容の濃い本を読んで今まで見てきた世界が違って見える

のような意味になりそうですが。

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『韋編三絶』の意味


『韋編三絶』(いへんさんぜつ)の意味は

「韋編」は
竹の札を革のひもで綴じた(とじた)古代中国の書物。また、その革ひも。
孔子が「易経(えききょう)」を熟読して本の革ひもが三度も切れたという
「史記」の故事から
ボロボロになってしまうくらい
一冊の本を繰り返し読むこと


といった意味のようです。



『韋編』(いへん)は
本を綴(と)じた革ひも。転じて、本。書物。
『革』は
動物の皮から毛を取り去り、陰干ししたもの。かわ
『綴じる』(とじる)は
重ね合わせた紙などに糸を通したりして、一つにまとめる

といった意味になります。



古代中国の例えから来た言葉だったようで

孔子の本の革ひもが何度も読んだため三回も切れたように

ボロボロになるぐらい繰り返し読む

といった意味になるようです。

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『韋編三絶』の類義語

繙く
閲する
閲読
閲覧
渉猟
耽読
味読
熟読
通読
卒読
積ん読
披見
拝読
読解
解釈

『読む』の慣用句

韋編三絶
眼光紙背に徹する
巻を措く能わず
行間を読む
帙を繙く
目を通す
読みが深い

『読む』のことわざ

読書百遍義自ら見る
論語読みの論語知らず

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