『頭寒足熱』(ずかんそくねつ)という言葉は

あまり聞き馴染みのない言葉ですね。



でも漢字を見れば

なんとなく意味が通じそうな言葉です。



頭が寒くて足が暑い
ということは

比較的健康な状態
コンディションが理想的な状態

のような気がします。



頭が冷静で足が活動的

というイメージにもなりますが
別の角度から見ると

貧血気味

という意味にも捉えられそうな気がしますが。



『頭寒足熱』の読み方は(ずかんそくねつ)と読みます。

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『頭寒足熱』の意味


『頭寒足熱』(ずかんそくねつ)の意味は

頭部を冷やし足を温かくすること。
古くから健康に良いとされる


といった意味のようです。



昔から
「頭を冷やし足を温める」というのが

体にいいと言われてきたんですね。



確かに

具合が悪い時や
安静にするときは

こういった行動をとることが多いような気がします。



だから『頭寒足熱』という言葉は

意味こそ
「頭を冷やし足を温める」

といった意味ですが

結果的に健康だという意味になってきそうです。

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『頭寒足熱』の語源、由来


真相はよくわかりませんが

15世紀ごろに生まれたイギリス人からきた言葉のようです。



そのイギリス人『オールド・パー(本名トーマス・パー)』は

152歳(1483-1635年)生きたそうで

『頭寒足熱』は彼が最初に言ったのではといわれています。



そして18世紀では

オランダの名医といわれていた

ブールハーフェの書物の中に
「医学の無類にしてもっとも深い秘密」

という本があったそうで

彼の死後その本を見てみると

最初のページだけに
『頭寒足熱』のような意味がオランダ語で記されていただけで

後は白紙だったと言われていたそうです。



当時オランダと日本は交流があったため

この言葉が日本語で

『頭寒足熱』という言葉となって伝わったのではと言われています。



なので『頭寒足熱』の語源、由来は

長寿であったイギリス人【152歳(1483-1635年)】
『オールド・パー(本名トーマス・パー)』
が最初に言った言葉となり

18世紀頃
オランダの名医『ブールハーフェ』の書物の
「最初のページに記されていた言葉」が
日本語として訳されたもの

となります。



当時は名医の言葉だったので

皆が信じて健康だと伝えられてきた

ということなんですね。

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『頭寒足熱』の類義語

健やか
健全
壮健
強健
頑健
矍鑠
達者
まめ
無事
無病息災
健勝
恙無い

『健康』のことわざ

一病息災
薬より養生
酒は百薬の長
頭寒足熱
病は気から

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