『善は急げ』(ぜんはいそげ)という言葉は
よく使われてそうな言葉ですね。
なんとなく、いいと思った事はすぐに行動するのが良い
のような意味になりそうですが。
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『善は急げ』の意味
『善は急げ』(ぜんはいそげ)の意味は
良いと思った事はためらわずにすぐ実行せよ
といった意味のようです。
良いと思ったら行動しよう
のような意味になりそうです。
考えたり躊躇すると気持ちが冷めるからもったいない
のようなことを意味しているのかもしれません。
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『善は急げ』の例文、使い方
例文としては
「善は急げというからドラゴンボールを集めて仲間を生き返らせよう」
「悟飯には秘められた力があると悟ったピッコロは、一年後にやってくるサイヤ人を迎え撃つため、善は急げのごとく周りの反対を無視し悟飯を鍛え始めた」
のような
「良いことは即行動」
の代わりのような使い方が良さそうです。
『善は急げ』の対義語、反対語
『善は急げ』の対義語、反対語は
『急がば回れ』(いそがばまわれ)
早く着こうと思うなら、危険な近道より遠くても安全確実な方法をとったほうが早く目的を達することができるというたとえ
『悪は延べよ』(あくはのべよ)
悪いと思う事は、一事延期せよ、 そうすれば事情がやがて変化して、行なわないで済むようになることもある
『待てば海路の日和あり』(まてばかいろのひよりあり)
待っていれば、海の静かないい日和がやってくる
『急いては事を仕損じる』(せいてはことをしそんじる)
あまりあせるとかえって失敗しやすく、急いでしたことが無駄になる
といった意味のことわざになります。
それぞれが少し違う意味の対義語のようで
『急がば回れ』は
目的達成に急ぎたいなら遅くても間違いがない方法が良い
『悪は延べよ』は
悪いことは先延ばしがよい
『待てば海路の日和あり』は
待っていれば有利になる
『急いては事を仕損じる』
急ぐと失敗しやすい
のような意味になりそうです。
『急がば回れ』と『急いては事を仕損じる』は
言い方が違うだけで意味はあまり変わらなそうです。
『善は急げ』の由来、語源
『善は急げ』の由来、語源は
仏教の最古の経典
『ダンマパダ』『法句経』(ほっくきょう)
仏典の一つで、仏教の教えを短い詩節の形で伝えた、韻文のみからなる経典
「善を為すのを急げ。悪から心を退けよ。善を為すのにのろのろしたら、心は悪事をたのしむ。人がもし悪いことをしたならば、それを繰り返すな。悪事を心がけるな。悪がつみ重なるのは苦しみである。人がもし善いことをしたならば、それを繰り返せ。善いことを心がけよ。善いことがつみ重なるのは楽しみである。」
から来たのではと言われています。
ほっとくと日常が欲望だから急いで良いことで埋め尽くそう
のようなことを言いたいことわざなのかもしれません。
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『善は急げ』の類義語
機会機
時機
潮時
頃合い
タイミング
時宜
好機
勝機
商機
気運
『チャンス』の慣用句
蛟竜雲雨を得千載一遇
宝の山に入りながら手を空しくして帰る
時を得る
『チャンス』のことわざ
思い立ったが吉日奇貨居くべし
善は急げ
時は得難くして失い易し
待てば甘露の日和あり