『野心』(やしん)という言葉は

聞いたことがある言葉ですね。



「野心」と聞くと織田信長を思い出しそうな言葉ですが、なんとなく

大きな理想、夢

のような意味になりそうですが。

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『野心』の意味


『野心』(やしん)の意味は

分不相応に抱く大きな望み。
また、新しいことに挑戦しようとする積極的な気持ち


といった意味のようです。



非現実的な望み、挑戦

のような意味になりそうです。



『分不相応』(ぶんふそうおう)の意味は
その人の身分や能力にふさわしくないこと
『野心』(やしん)は
1.ひそかに抱く、大きな望み。また、身分不相応のよくない望み。野望
2.新しいことに取り組もうとする気持ち
3.野生の動物が人に馴れずに歯向かうように、人に馴れ服さず害を及ぼそうとする心

といった複数の意味を持ちます。



例文しては
「野心を抱く」

のような使い方が良さそうです。

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『野心』の由来、語源


『野心』の由来、語源は

中国の歴史書

『春秋左氏伝』(しゅんじゅうさしでん)
孔子の編纂と伝えられている歴史書『春秋』の代表的な注釈書の1つで、紀元前700年頃から約250年間の歴史が書かれている

の中にある
「諺にいわく、狼子は野心」
(狼の子は人に育てられても飼い主に仇をなすような生まれ持った性質)

から来た言葉のようです。



この
狼の子の気の強さを意味する元の言葉が、転じて

馴れず服従せず害する心
頭を強く打つ前のカカロット(孫悟空)のような心、を意味するようになり

分不相応、立場をわきまえない良くない望み

といった意味に変化していったようです。



由来による影響から悪い意味として使われることが多いようですが

チャレンジ精神を生み、自身を高める行動、暑苦しい心にも繋がる言葉なので

良い意味としても使われるようになったようです。



『害する』(がいする)は
1.傷つける。損なう
2.さまたげる。邪魔する
3.殺害する。殺す

といった意味になります。

『野心』『野望』の違いとは


「野望」も「野心」も一般的には良い意味として使われないようですが

『野望』(やぼう)は
分不相応な望み。また、身の程を知らない大それた野心
『野心』(やしん)は
1.ひそかに抱く、大きな望み。また、身分不相応のよくない望み。野望
2.新しいことに取り組もうとする気持ち
3.野生の動物が人に馴れずに歯向かうように、人に馴れ服さず害を及ぼそうとする心

といった意味になり「野心」には複数の意味、使い方があるので

『野望』は
高望みする
『野心』は
高望みする、そのための行動をする

といった意味の違いから「野心」は良い意味としても使われるようです。



「野望」は行動しない分

楽して地位を手に入れたい、スキあらば神になりたい

のような良くないイメージ、意味だけが残るという違いにもなりそうです。

『野心』の反対語、対義語


『野心』の反対語、対義語はこれといってようですが、もしあるならば

夢がなく現状に満足している
特に何も取り組まない
歯向かわず服従する

のような意味になりそうですが。



そこから考えると

『小心』(しょうしん)
1.気が小さくて臆病なこと
2.細かいことにまでよく気を配ること
『保身』(ほしん)
自分の地位・名誉・安全などを守ること
『現実』(げんじつ)
いま目の前に事実として現れている事柄や状態
『臆病』(おくびょう)
ちょっとしたことにも怖がったりしりごみしたりすること
『無欲』(むよく)
欲のないこと。 欲ばらないこと
『平凡』(へいぼん)
これといったすぐれた特色もなく、ごくあたりまえなこと
『消極』(しょうきょく)
自分から進んで行動したり、意見を述べたりしないこと

といった意味の言葉が浮かんできます。



いまいちこれだという言葉はなさそうですが、対義語を見てみると

「小心」の対義語は
『大胆』(だいたん)
度胸がすわっていること。思い切りよくやってのけること
「臆病」の対義語は
『勇敢』(ゆうかん)
物事を恐れることなく積極的にしようとすること
「無欲」の対義語は
『貪欲』(どんよく)
非常に欲が深いこと
「平凡」の対義語は
『非凡』(ひぼん)
平凡でないこと。普通より特にすぐれていること
「消極」の対義語は
『積極』(せっきょく)
進んで働きかけること。意欲的に行動すること

といった意味になり、反対の意味が現実から遠く離れていきそうな活動力、行動力がありそうなところから

「野心」の意味
高い望みに向かって行動する

と比べても反対語に近い意味になるのかもしれません。

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『野心』の類義語

欲望
欲求
欲心
意地
煩悩
娑婆っ気
野心
色気
情欲
我欲
利欲
欲得

『欲』の慣用句

意馬心猿
垂涎の的
喉から手が出る
目が眩む
欲と二人連れ
欲の皮が張る
涎を流す

『欲』のことわざ

亀の年を鶴が羨む
大欲は無欲に似たり
欲の熊鷹股を裂く
隴を得て蜀を望む

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