『隴を得て蜀を望む』(ろうをえてしょくをのぞむ)という言葉は

聞いたことがない言葉ですね。



まるで予想できない、想像できない言葉ですが「欲の類義語」として考えると

大物になってなお、上を目指す

のような意味になりそうですが。

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『隴を得て蜀を望む』の意味


『隴を得て蜀を望む』(ろうをえてしょくをのぞむ)の意味は

「隴」は中国甘粛省南東部の地域。
中国三国時代、魏の曹操が隴を手に入れた時
部下の司馬懿が蜀に攻め入るよう進言したのに答えた言葉から
ある望みが達せられるとさらにそれ以上のことを望むこと。
人間の欲望に限りがないことをいう


といった意味のようです。



望みが達成され、さらなる望みを求める
人間の欲望はキリがない

のような意味になりそうです。



「望蜀」(ぼうしょく)

とも言われるようです。



「隴(甘粛省南東部)」は
中国の真ん中の上、モンゴルの下辺りの地域

のようです。

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『隴を得て蜀を望む』の類義語

欲望
欲求
欲心
意地
煩悩
娑婆っ気
野心
色気
情欲
我欲
利欲
欲得

『欲』の慣用句

意馬心猿
垂涎の的
喉から手が出る
目が眩む
欲と二人連れ
欲の皮が張る
涎を流す

『欲』のことわざ

亀の年を鶴が羨む
大欲は無欲に似たり
欲の熊鷹股を裂く
隴を得て蜀を望む

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