下戸の建てたる倉も無しの意味,類義語,慣用句,ことわざとは？

『下戸の建てたる倉も無し』（げこのたてたるくらもなし）

という言葉は聞いたことがない言葉ですね。



想像がつきにくい言葉ですが、飲むの類義語として考えると

余裕がない飲む隙間がない、何も受け付けることができないくらい飲めない

のような意味になりそうですが。

『下戸の建てたる倉も無し』の意味

『下戸の建てたる倉も無し』（げこのたてたるくらもなし）の意味は

酒を飲まないからといって、それだから金を残し暮を立てたという話も聞かない。
適当に酒を飲んで楽しむほうがいい

といった意味のようです。



お酒を飲む人が全く飲まないように我慢したからといっても

それに見合うような見返りがあるわけではない

無理に娯楽を我慢しても対して変わらないので、ある程度の息抜きはするべき

のような意味になりそうですね。



欲望と一緒で、自分の理想を欲張りすぎてはいけない

ということなのかもしれません。

『下戸の建てたる倉も無し』の類義語

飲み下す
飲み干す
飲み込む
啜る
服する
喫する
呷る
仰ぐ
遣る
引っ掛ける
聞こし召す
汲む
嚥下
服用

『飲む』の慣用句

羽化登仙
駆け付け三杯
金時の火事見舞い
くだを巻く
葷酒山門に入るを許さず
酒に飲まれる
酒池肉林
酔眼朦朧
斗酒猶辞せず
虎になる
喉を潤す
杯盤狼藉
メートルを上げる
林間に酒を煖めて紅葉を焼く

『飲む』のことわざ

御神酒上がらぬ神はない
下戸の建てたる倉も無し
酒に別腸あり
酒飲み本性違わず
酔い醒めの水下戸知らず