『大義親を滅す』(たいぎしんをめっす)という言葉は
聞いたことがない言葉ですね。
なんとなく、大きな理想を求めるならば、まずは親を超えねばならない
のような意味になりそうですが。
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『大義親を滅す』の意味
『大義親を滅す』(たいぎしんをめっす)の意味は
君主や国への忠義のためには親兄弟をも犠牲にしなければならないことがあるということ
といった意味のようです。
この言葉は「春秋左氏伝」が由来のようです。
『大義親を滅す』は
大義のためには親兄弟をもかえりみない
『大義』は
人として守るべき道義。国家・君主への忠義、親への孝行など
『道義』は
人のふみ行うべき正しい道
『忠義』は
主君や国家に対し真心を尽くして仕えること
『君主』は
世襲により国家を治める最高位の人。天子。王。皇帝。帝王
といった意味になります。
親兄弟よりも国や王、皇帝を優先して行動するべき
のような意味になりそうです。
現代だと誰もが反発しそうな言葉なので
それだけ昔は大変だったのかもしれません。
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『大義親を滅す』の類義語
骨肉親兄弟
家族
妻子
家人
家内
身内
親身
親族
身寄り
係累
血縁
『肉親』の慣用句
親の七光親の欲目
血は争えない
血を分ける
『肉親』のことわざ
親の心子知らず兄弟は他人の始まり
子は三界の首枷
子を見ること親に如かず
大義親を滅す
血は水よりも濃い
豆を煮るに萁を燃く