『豆を煮るに萁を燃く』(まめをにるにまめがらをたく)という言葉は
聞いたことがない言葉ですね。
予想しづらい言葉ですが、なんとなく
何か行動するために、その手助けをするための下準備をする
のような意味になりそうですが。
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『豆を煮るに萁を燃く』の意味
『豆を煮るに萁を燃く』(まめをにるにまめがらをたく)の意味は
豆を煮るのにその殻を燃やすことから
兄弟や肉親の間で傷つけ合うことをいう
といった意味のようです。
まるで予想外の意味となったようですね。
これはどうやら、三国志の曹操の息子達
兄の曹丕が弟の曹植に言った言葉がきっかけで生まれた言葉のようですね。
《魏の曹植(そうしょく)が兄の曹丕(そうひ)(文帝)から、七歩あゆむ間に詩を作らねば罰すると言われ、「まめがらは釜の下にあって燃え、豆は釜中(ふちゅう)にあって泣く、本これ同根より生ず」と歌ったという
萁(まめがら)は豆殻のようで、
豆も豆殻も、根は同じところから生まれた兄弟に例えて言った言葉となり
釜でスープを作る時、豆も豆殻も末路がひどい、無情という意味と
自分の兄弟の出来事を重ねてできた言葉、ということになるようですね。
いまいちピンとこないですが
これが今の意味、
兄弟・仲間どうしが傷つけ合うこと
につながっているようです。
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『豆を煮るに萁を燃く』の類義語
骨肉親兄弟
家族
妻子
家人
家内
身内
親身
親族
身寄り
係累
血縁
『肉親』の慣用句
親の七光親の欲目
血は争えない
血を分ける
『肉親』のことわざ
親の心子知らず兄弟は他人の始まり
子は三界の首枷
子を見ること親に如かず
大義親を滅す
血は水よりも濃い
豆を煮るに萁を燃く